コロナにアビガンが効く!?多くの著名人の症状回復に一助?

画像

20/05/06 21:58

 

拡大が続く新型コロナウイルスにより、世界中で感染者や死亡者が増大しています。

 

日本でも相変わらず死亡者はまだ右肩上がりで、収束の気配がありません。

 

そんな中、コロナに感染した多くの著名人が「アビガン」という薬を服用して回復しています。

 

これについてみていきましょう。

 

 

アビガンの効果は?

 

画像

 

以前から「コロナ患者の初期症状の段階で投与したら9割、症状が進んでも6割には効く」といわれていた、元々はインフルエンザ用の薬であるアビガンは、日本で開発されたものです。

 

現在、世界の約70ケ国から供与を要請され、無償で提供しているようです。

 

事実、コロナに感染した著名人の中でも、基礎疾患などがあった志村けんさんや岡江久美子さんは残念ながら逝去されましたが、アビガンを投与された多くの人が回復しています。

 

例えば演出家の宮藤官九郎さん、タレントの石田純一さん、アナウンサーの赤江珠緒さん、元プロ野球選手の片岡篤さんなど、報道されているだけでも多数います。

 

これは単なる偶然とはとても思えず、是非一刻も早く市販してもらいたいものですが、残念ながら未だ治験の段階で、一般に投与されるまでには相当時間がかかるようです。

 

 

アビガンの課題や問題点は?

 

画像

 

アビガンを服用するには、次の3点が必要とされています。

 

  1. 患者が入院している病院が倫理委員会の同意を得てアビガンの使用を認めること
  2. 医師がアビガンの投薬を薦めること
  3. 患者本人が同意すること

 

このプロセスを満足させるには、現時点では投与も限定的と言わざるを得ません。

 

更に、アビガンの副作用も様々に指摘されています。

 

曰く、あらゆる薬には副作用が存在し、アビガンもその例外ではないという議論です。

 

アビガンの場合、動物実験の段階で胎児に奇形が発生する現象が確認されたため、インフルエンザ治療薬として使う場合でも妊婦への使用は禁じられています。

 

一方、そうした副作用をしっかりと認識し、服用に問題ない状況の人であれば、積極的に投与を推進すべきとの議論もあります。

 

 

まとめ

 

  • 新型コロナウイルスに罹患した人でも、アビガン投与で回復した事例は著名人を含め多数あり
  • 世界各国からもアビガンへのニーズが寄せられ、特効薬として期待されている
  • 副作用などの課題も多いが、一般投与へ向けて推進すべきとの議論あり

 

 

収束の見えないコロナ禍ですが、ワクチンの開発を待つまでもなく、大きな効果が期待される日本製の特効薬・アビガンを、官民挙げて一般投与へ推進することを期待したいものです。

 

副作用は怖いですが、命とのトレードオフでもあり、大きな決断が待たれます。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。