残暑による熱中症に注意しなければならない3つの事

残暑

 

やっとこ暑さのピークは過ぎ去った様ですが、まだまだ残暑はしばらく続く様です。

 

と言っても、ピーク時の様な38℃~40℃と言った、インフルエンザの高熱の様な暑さになる事はもう無いとの事なので、あとは熱中症にならない様に気を付けながら秋を待つと良さそうです。

 

所が、天気予報では予想最高気温が33℃と表示されていても、場所によっては急激に温度が上がって35℃を超えたりなど、予報を超えた気温になる地域もあるので要注意です。

 

地形によって気圧の谷が出来たり熱気が溜まりやすい場所があると気温が高くなる場合があるので、かなり要注意ですね。

 

では、これからしばらくの間続く残暑と上手く付き合って行く方法や、注意しなければならない事をじっくり見て行きましょう。

 

 

 

冷房が部屋にある人は、電気代をケチらないでガンガン部屋を冷やす

 

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最近特に多いのが、部屋にエアコンが付いているにも関わらず冷房を使わないで扇風機だけで耐えていたりする人ですね。

 

特に高齢者に多い傾向で、若い頃から冷房無しで生活して来たら、たまたま引っ越したアパートやマンションに備え付けられていたエアコンを率先して使おうと思わない事が原因だったりする様です。

 

熱中症にならない様にするにはまず、エアコンの冷房を使って部屋を涼しくして過ごして行く事なので、まずは使った事の無いエアコンのスイッチを入れて冷房を選択して、室内の温度設定を変更するなどしてから使ってみてください。

 

多分、今まで何で?使わなかったんだろう!と思えるくらいに革命的に涼しいと思います。

 

冷房を使わない人の多くが、冷房をしている時の電気代を気にしていると思いますが、実は冬に暖房として使っている時の方が電気代を食うので、安心して?冷房をガンガン使って行きましょう。

 

それでも電気代をケチりたい!と言う場合は、自宅では無く近隣の大型商業施設など(イオンモールなど)に行って、ヒンヤリと冷やされた広い空間で涼んでみるのもお勧めです。

 

 

喉が渇いたと感じてから飲むのではなく、暑いな?と感じたら飲む

 

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熱中症にならない様にするためには、こまめに水分補給をすると言うのは多くの人が知る所だと思いますが、実際にどのタイミングで飲むのが効果的なのかを知らない人が多い気がします。

 

喉が渇いたタイミングで飲むのは遅い!と、テレビのニュースの天気予報のキャスターなどがよく言っていますが、実は喉が渇いたと言う感覚を頼りにするのではなく、暑いな~と言う暑さの感覚を頼りにして水分補給をするのがお勧めです。

 

この時飲む水分は、ただの常温の水分では無くキリっと冷えた冷たい水分を飲む様にしてください。

 

基本的に夏の水分補給の目的は、ただ汗で失われた水分を補給するためだけではなく、身体を冷やす目的もあるので、こまめに冷たい水分を飲む事で身体を適度に冷やして更に身体の渇きも潤して熱中症を予防して行きましょう。

 

冷たい飲み物は、コップに氷を浮かべて飲んだりするのも良いですし、ペットボトルの飲料を冷凍庫で凍らせて溶かしながら飲むのも良いですが、冷蔵庫に麦茶などを作り置きしてそれを飲むのもお勧めです。

 

もし、速攻で身体を冷やして行きたい場合はただの水かまたは経口補水液をギンギンに冷やしたモノを飲むと、最短で1分以内には腸から冷たい水分が吸収されて血液に乗って行くので、身体をなるべく早く冷やしたい場合は不純物の少ないまたは無い冷たい水分を飲む様にしましょう。

 

 

シャツ1枚で過ごすよりも下に速乾性のある生地の下着を着る

 

 

暑いとどうしても、服を1枚しか着ないなど、服装を少なくしていれば涼しいと言う考えの人が多い気がします。

 

実際に確かに、Tシャツ1枚の方が涼しい気がしますが、汗がダラダラ出る様な暑さの場合はどちらかと言うと下着を着ていた方が涼しく感じたりするのです。

 

かいた汗をすぐに吸収してくれるのに速乾性の高い生地の下着を着る事で、服で気化熱効果を得られるので便利です。

 

普通にTシャツ1枚でも気化熱効果で涼しさを感じられるタイミングもありますが、涼しく感じる生地素材を使っている下着を着てからTシャツを着た方が下着を着た方が体温の上昇をかなり抑えられるので、騙されたと思って試しに着てみて欲しいですね。

 

思い出してみてください、日中の気温が50℃近くなる赤道直下の国や砂漠の国などでは、あんなに暑いのに長い布をグルグル巻いた様な服を着ていたり、頭にもターバンを巻いて居たりしているので、暑い所程厚着をしている様な印象を持つと良さそうです。

 

熱中症にならない様に残暑を過ごして行きたい人は、速乾性が高いのに汗の吸収率も高い素材の下着を着てから、Tシャツなどの服を着る様にして見てください。

 

 

まとめ

 

この様に、夏の暑い時期のピークが過ぎても快適に過ごせる時期はまだまだ遠いので、これらの方法を参考にしてまだ暑い季節をしっかりと乗り越えて行きましょう。

 

残暑が過ぎ去るとようやく秋がやって来るので、今しばらくの辛抱だと思います。