人生って本当に大変なことばかりですよね。
良いことよりも圧倒的に大変なことの方が多いこの世の中で幸福に生きるためには、いかにメンタルを維持していくかという工夫がとても重要となります。
とはいえ、想定外の出来事によって心が折れそうになってしまうことも多かったりしますよね。
そんな時、どのようにしてメンタルを回復させればよいのでしょうか?
この記事では、そんな「心が折れそうになった(折れた)時に行うべき最善の対処法」について解説していきたいと思います。
精神的に辛い時、皆さんはどのように対処していますか?
一般的に挙げられる対処法としては、以下のようなものが挙げられるかと思います。
これらの方法を実際にメンタルの改善に役立てている人は多いかと思います。
どの対処法も辛い心を軽減させてくれる非常に良い手段ですし、積極的に実践すべきなのですが、その前に1つだけ行うべき対処法があります。
それが「計画を組み立て直す」ということです。
心が折れそうな時、ほとんどの人が心の辛さを軽減しようとします。
もちろんそれは間違った手段ではなく、心が完全に壊れないために必要不可欠な手段ではあるのですが、大事なのは「その後」となります。
失敗や精神的に辛い出来事があった後も人生は続いていきます。
人は過去に戻ることも未来に行くこともできず、常に「今」を生きているわけですから、対処法の後も「今」が続いていくわけです。
一時的に心を休めたとしても、そんな「今」がそれまで考えていた状況より悪化していたら、またすぐに辛くなってしまうはずです。
そうならない為にも、一時的に心を休めた今の自分(休んでいる時間が過ぎてしまっていたり、状況自体が改善していなかったり)をゼロの状態に戻す必要があります。
簡単に言えば、「マイナスからの再出発にしない」ということです。
その為に必要なのが、「計画を組み立て直す」ということなのです。
心が折れそう(折れた)という状況をしっかりと受け入れ、そこからの最善の方法を考え直します。
それまで想定していたルートから外れた後、再び違うルートを組み直すカーナビのような感覚が近いと言えるかもしれません。
心が折れないような方法を実践しながらも、その状態を受け入れリスタート後の動き方を明確にできれば、ずっと生きやすくなるはずです。
前述したような「心が折れそうな(折れた)時の対処法」は、どれも非常に効果的ですが、大抵の人は完全に回復していない状態で再び走り始めてしまうものです。
確かに、自分自身が立ち止まっている間にも他の人たちは前に進んでいくわけですから焦ってしまう気持ちがあるのも当然の心理です。
しかし、一定以上回復していない状態で走り始めてしまえば、それほど遠くない未来に再びガス欠になり立ち止まってしまう可能性は高いと言えます。
立ち止まるだけであればまだ良いですが、「夢を諦める」という決断に至ってしまう可能性もあるわけです。
例えばプロスポーツ選手で怪我が完全に治っていないにもかかわらず焦って戦線に復帰してしまい、引退時期が早まってしまったというケースも多いですよね。
一般人であっても、「もう少ししっかりと回復させてからもう一度頑張ればよかった」というケースに陥ることも非常に多かったりします。
このようなケースは、もう少し時間を掛ければそれまで以上の気力と体調で再び力強く走り出せたはずなので非常にもったいないと言えます。
まずは「しっかりと休むこと」
故おk路が折れそうになった(折れた)時には、しっかりと立ち止まることがとても重要なのです。
焦る必要は決してありません。
世の中の多くの人が、同じように落ち込むことがあり、前に進むスピードを緩めたり立ち止まったりしているのです。
高くジャンプするためには一度しゃがまなければならないのと同じように、一度ゆっくりと休むことで高く遠くに飛ぶことができると考えるべきだと言えるでしょう。
今回は、「心が折れそうになった(折れた)時に行うべき最善の対処法」について解説してきました。
信頼できる人に相談したり、違うことをして気を紛らわしたりする方法もとても有効ではありますが、「しっかりと一度休み計画を組み立て直す」ということが非常に重要なのです。
「思うようにいかず心が折れそう」と感じたならば、ぜひ思い切って足を止めて休んでみてはいかがでしょうか?
きっとさらに高く、さらに遠くまで進んでいけるはずですよ。