2022年は、沖縄が本土に復帰して50年となる節目の年です。
沖縄では、「復帰50周年記念事業」によって様々なイベントが行われています。
新型コロナウイルスの心配はありますが、このタイミングで沖縄旅行に行く人も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな「沖縄返還50周年」と「行っておきたい沖縄の観光地と沖縄出身の有名人」について解説していきたいと思います。
現在30歳以上の人であれば、沖縄が50年前までアメリカの統治下に置かれていたことを良く知っているかと思います。
10代、20代の人はもしかしたら「え?そうなの?」と驚く人もいるはずです。
沖縄から本土に渡るにも、本土から沖縄に渡るにもパスポートが必要で、紙幣は「アメリカドル」が使用され、車の運転はアメリカ国と同じ右側通行だったのです。
男性の多くは命を落としたり大けがをしたリしているので女性の大半が仕事をし家計を守っていました。
1945年の終戦から1972年までなんと27年間もアメリカの統治下に置かれていたわけです。(最終決定権はアメリカが握っていたが実際には沖縄自体で自治ができていた)
そして1972年5月15日、ついに沖縄が日本に返還されることとなったのです。
前述したように、2022年は沖縄返還50周年という節目となる年です。
沖縄では様々なイベントが行われているので、ぜひこのタイミングで沖縄を訪れてみるべきだと言えます。
それでは、沖縄諸侯の際におすすめの観光スポットをいくつか挙げてみましょう。
沖縄のルーツとなる「琉球王国」を感じることができる「首里城」はとてもおすすめです。
2019年10月31日に正殿を含む6棟が全焼してしまいましたが、現在復興中で、正殿以外の箇所は見学することが可能となっています。
正殿以外にも守礼門や歓会門、瑞泉門、西のアザナ、首里森御嶽などたくさんの観光スポットがあり、十分に琉球王国を感じることができるはずです。
美ら海水族館は、10メートル近いジンベイザメがいることでも知られている水族館です。
新型コロナウイルスによって入場者がかなり減ってきていますが、コロナ前は年間300万人が訪れていました。
沖縄を代表する観光地である美ら海水族館は、行っておきたいスポットであると言えるでしょう。
沖縄県の県庁所在地である那覇市にある沖縄国際通りでは、沖縄を感じられるグルメを堪能することができます。
ゴーヤチャンプルーやサーターアンダギー、ソーキそば、ミミガーなど、国際通りですべて味わうことが可能です。
また、お土産ショップもかなり多いので、旅の終わりに寄って購入するのもおすすめです。
沖縄で観光を楽しむだけでなく、その歴史を感じたいのであれば、「ひめゆりの塔」がおすすめです。
「ひめゆりの塔」は、第二次世界大戦で100人以上が命を落としたひめゆり学徒隊(沖縄県立第一高等女学校の生徒と引率の先生)の慰霊碑となっています。
塔の真下には実際に身を隠した「第三外科壕」の穴を見ることができますし、併設されたひめゆり平和祈念資料館では第三外科壕の原寸大のジオラマを見ることもできます。
戦争の悲惨さや平和の大切さを学べるので、沖縄に行った際はぜひ寄っておきたいスポットだと言えます。
沖縄県は、非常に美男美女が多い県でもあります。
返還される前に生まれた人や後に生まれた人の中には、芸能やスポーツで有名となり、日本のスターになった人も少なくありません。
何人か沖縄県出身の有名人を挙げてみましょう。
1990年代~2010年代まで活躍し、日本の女性歌手の中でもトップクラスの人気を誇ったのが「安室奈美恵さん」です。
惜しまれつつ2018年に引退をしましたが、その数々の名曲はカラオケなどで多くの人が現在も歌っています。
圧倒的な可愛さとスタイルの良さ、そしてダンスと歌唱力、ファッションというように、まさに女性にとって憧れの存在となっていたのです。
2022年現在では、陽気な天然のおじさんといったイメージがある「具志堅用高さん」ですが、元ライトフライ級のチャンピオンであり、13回連続防衛を果たした伝説のボクサーなのです。
また、沖縄が返還された当初は本土における沖縄の人のイメージはあまり良くなく、差別を受けることもあったそうですが、この具志堅用高さんの活躍によって沖縄人に対する偏見も薄らいでいった経緯があります。
その為、今でも沖縄人にとって具志堅用高さんは英雄として尊敬されているのです。
日本の女優の中でもトップクラスの人気を誇る「新垣結衣さん」も沖縄県出身者です。
2021年には大人気アーティストであり俳優の星野源さんとの結婚を発表し、大きな話題となりました。
その美しさといつでも笑顔でいる柔らかな雰囲気は、日本の男性の癒しとなっています。
今回は、「沖縄返還50周年」と「行っておきたい沖縄の観光地と沖縄出身の有名人」について解説してきました。
2022年は沖縄県が本土に返還されてから50年という節目の年です。
新型コロナウイルスが収まってきたタイミングで、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?