香川真司の夢は終わらない!シントロイデンで再び輝きを取り戻し日本代表へ戻れる可能性は?

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2022年が始まったばかりの1月11日、ある男がベルギー1部のシントロイデンへの入団会見を行った。

 

その男の名は、「香川真司」

 

日本サッカー史において最も世界のトップに近づいた実力者であるその男は、今年もヨーロッパを舞台にプレーすることを決めたのです。

 

32歳(2022年3月17日で33歳)とまだ数年はトップコンディションを維持できる可能性が高いので、その活躍を期待するサッカーファンは多いはずです。

 

シントロイデンでかつての輝きを取り戻し、再び日本代表に復帰。

 

そんな未来をサッカーファンも本人自身も思い描いているのではないでしょうか。

 

この記事では、そんな「香川真司はシントロイデンで活躍できるのか?」「日本代表に復帰できる可能性は?」という疑問について解説していきたいと思います。

 

 

 

香川真司選手の経歴

 

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参照: https://toyokeizai.net/articles/-/502407

 

氏名:香川真司

 

生年月日:1989年3月17日(32歳)

 

身長/体重:175㎝/68㎏

 

出身地:兵庫県神戸市

 

経歴

 

2006年~2010年:セレッソ大阪(47得点)

 

2010年~2012年:ボルシア・ドルトムント(29得点)

 

2012年~2014年:マンチェスター・ユナイテッド(6得点)

 

2014年~2018年:ボルシア・ドルトムント(31得点)

 

2018年~2019年:ペシクタシュ(4得点)

 

2019年~2020年:レアル・サラゴサ(4得点)

 

2020年~2021年:PAOK(0得点)

 

 

日本代表:97試合(31得点)

 

 

この経歴を見てわかる通り、ボルシア・ドルトムントとマンチェスター・ユナイテッドというヨーロッパサッカーの主役とも言えるビッグクラブに所属をしていたわけです。

 

ドルトムントではブンデスリーガのタイトルを2回、DFBポカールを2回、マンチェスターユナイテッドではプレミアリーグのタイトル1回とタイトルにも恵まれました。

 

日本代表においても、背番号10を背負い長きに渡り活躍をします。

 

本田圭佑選手や長友佑都、吉田麻也選手、岡崎慎司選手、遠藤保仁選手らと共に、一時代を築きました。

 

 

プレースタイル

 

セレッソ大阪やボルシア・ドルトムント(最初に所属した期間)は、まさに猫のようなしなやかさでディフェンダーを翻弄するプレイスタイルでした。

 

聞き足は右足でありながら、左足も同等レベルに使いこなすことが可能で、視野の広さや反転のスピードは世界でもトップクラスのものでした。

 

若さそのままに、狭いエリアでも積極的に前を向きシュートを狙っていたので、必然的に得点数もかなり多くなっていました。

 

セレッソ大阪時代には、乾貴士選手とキャプテン翼の翼君と岬君のような相性の良さで圧倒しましたし、ドルトムント時代にもマリオ・ゲッツェ選手と同じように最高の相性でドイツで2冠達成を成し遂げました。

 

マンチェスター・ユナイテッドに移籍してから、香川選手のプレースタイルはガラッと変わります。

 

それまでトップ下というゴールに近いポジションで躍動していたのですが、マンチェスター・ユナイテッドでは再度での起用が多く、またチームの戦術的にも味方との距離が遠いロングボール主体であったため、守備への意識を高めてサイドからセンタリングを上げるようなプレイが求められてしまったのです。

 

その後、2度目のドルトムントで再び中央でのプレーをするも、体に筋肉をつけすぎた(プレミアリーグ仕様の体に変化させてしまった)こともあり特徴である猫のようなしなやかさは消えてしまいました。

 

しかし、その後は元々持っていたテクニックと視野の広さを活かし、1列下がり気味のポジションへと変化していき、組み立てるプレイスタイルへと変化していったのです。

 

 

シントロイデンは復活には最適なチーム

 

シントロイデンは、日本企業の「DMM.com」がオーナーを務めるチームであり、それゆえに日本人選手を多く抱えています。

 

GKのシュミット・ダニエル選手や橋岡大樹選手、林大地選手ら6選手に香川選手が加わる形となるので、実に7人もの日本人選手が所属することとなります。

 

これは香川選手にとってみると、プレー面でもプライベート面でもかなりやりやすいはずです。

 

また、ベルギーリーグにはユニオンの三苫薫選手や町田浩樹選手、シャルルロワの盛岡亮太選手、ヘンクの伊藤純也選手、アントワープの三好康児選手などがおり、日本のサッカーファンが注目しているリーグでもあります。

 

ここからの半年間で大活躍することができれば、日本代表への復帰、そしてワールドカップメンバーへの選出も可能性としてはあり得ると言えるでしょう。

 

 

シントロイデンでは、組み立ての面で期待されている

 

シントロイデンのオーナーである「DMM.com」のceoの立石氏は、1月11日の会見で「ボールを触ってゲームを落ち着かせたり、コントロールする新しい香川真司を作っていきたい」と話していました。

 

このことからも、今シーズンの香川選手はトップ下よりも一列下がったセントラルMFとしてプレーすることが予想できます。

 

瞬発力は全盛期よりも落ちているのは間違いありませんが、元々のテクニックと視野の広さに経験が加わった現在では、最も復活できそうなポジションだと考えられます。

 

日本代表としては、柴崎岳選手や田中碧選手、守田英正選手、遠藤航選手を脅かす選手が出てきていない状況なので、活躍次第では香川選手の滑り込み選出もあり得なくはないと言えるでしょう。

 

 

まとめ

 

今回は、「香川真司はシントロイデンで活躍できるのか?」「日本代表に復帰できる可能性は?」という疑問について解説してきました。

 

日本のサッカーファンにとって香川真司選手は特別な存在です。

 

「もう一度輝いている姿を観たい」と思っているファンは非常に多いはずです。

 

シントロイデンでは、そんな復活した香川選手を観ることができる環境であると言えるでしょう。

 

ぜひ今シーズンのシントロイデン&香川真司選手に注目していきましょう。