1997年に連載を開始し、実に25年間もの期間少年ジャンプのエース漫画として君臨してきた『ONE PIECE』
ワノ国編もついに終わり、ここから最終章が幕開けしていきます。
そこで気になるのが、「ワンピースが連載終了したら少年ジャンプの人気が急落するのでは?」という疑問です。
実際にワンピースが休載する週は、木曜日頃でもコンビニや本屋さんに売れ残った少年ジャンプが平積みされています。
はたしてワンピースに代わるエース漫画は今後誕生するのでしょうか?
この記事では、そんな「ワンピース連載終了後の少年ジャンプ後継漫画候補」について解説していきたいと思います。
ワンピースは25年も続いている漫画なので、「まだまだあと10年くらい続くのでは?」と思っている人も多いかもしれません。
しかし、この漫画を良く知るファンはまったく異なる意見を持っています。
ほとんどのファンは、「あと数年で終わる」と予想しています。
なぜならば、2019年に作者の尾田栄一郎さん自らが「あと5年で終わる」と発言し大きな話題となったことを知っているからです。
さらに、1ヶ月の休載期間の間には、「最終章もなるべく早く締められるように構成を組み直したい」「シートベルトをお締めください」とコメントしており、っ子から一気に物語のスピードが上がることを示唆しているのです。
「あと5年で終わる」という発言通りならば、あと2年ほどで完結することとなります。
さすがにあと2年ほどで完結は難しいかと思うので、もう少し期間は伸びるかと思いますが、それでもあと3年くらいで最終回を迎える可能性はあると言えるでしょう。
少年ジャンプのエース漫画であるワンピースは、少年ジャンプの売上に大きく貢献しています。
そのワンピースが連載終了してしまえば、少年ジャンプの人気が一気に低下してしまう可能性もあるでしょう。
『鬼滅の刃』が後継漫画の一番手だったのですが、残念ながら先に最終回を迎えてしまいました。
2022年7月現在でワンピースの後継漫画になりえるのは、以下の連載漫画が挙げられます。
『SPY×FAMILY』は、「ジャンプ+(プラス)」で隔週連載されている大人気漫画です。
先日アニメの第1クールが終了し、10月から第2クールがスタートすることが決まっています。
紙媒体からデジタル媒体に移行していく流れからすると、今後は「ジャンプ+」が主流になっていく可能性もあります。
『SPY×FAMILY』は、そんな未来への期待値も高い媒体に掲載されている漫画であり、すでに世の中に大きな影響をもたらすほど大ヒットしているのです。
今後間違いなく映画化されるはずですし、鬼滅の刃ほどではないにしても大ヒットは間違いなしでしょう。
そういった意味では、今後ワンピースの後継漫画としてジャンプのエース候補ナンバーワンであると言えます。
『呪術廻戦』は、2018年3月から連載が開始された漫画です。
少年ジャンプで連載開始されると、徐々に人気が高まり、2020年10月からアニメ第1期がスタートすると一気にその人気に火が付きました。
一時「ワンピースに並ぶ人気漫画になるのでは?」と期待されるほど凄まじい勢いでしたが、2022年7月現在ではその人気は落ち着いてきています。
しかし、まだまだ注目作品として認知されていますし、第2期や映画化など今後の展開次第では再び人気が過熱し、ワンピースの後継漫画としてジャンプのエースになる可能性があると言えるでしょう。
『僕のヒーローアカデミア』は、2014年7月から週刊少年ジャンプで連載している大ヒット漫画です。
多くのファンから『ヒロアカ』の略称で親しまれています。
無個性の主人公が最高のヒーローを目指すという少年ジャンプにピッタリな題材となっているので、ワンピースの後継漫画として期待できます。
しかし、大人気ではありますが、少年ジャンプの看板漫画としてはまだ物足りないというのが正直なところです。
映画化もされていて、興行収入30億円を超す大ヒットとなりましたが、ワンピースの後継漫画として少年ジャンプのエースとなるには、30億円規模の興行収入の映画を数年に1回公開するような話題を世の中に提供しなければならないでしょう。
ワンピースの話題作は50億円~60億円程度なので、30億円は最低ラインだと言えるはずです。
今回は、「ワンピース連載終了後の少年ジャンプ後継漫画候補」について解説してきました。
歴代最高の人気を誇るワンピースも、あと数年で連載終了をする可能性が高いと言えます。
『SPY×FAMILY』や『呪術廻戦』、『僕のヒーローアカデミア』といった現在連載中の人気漫画は、もちろんワンピースの後継漫画として今後も少年ジャンプを盛り上げてくれるはずです。
また、まだ見ぬこれから連載開始となる漫画も大ヒットして、週刊少年ジャンプの新たなエース漫画になる可能性もあるでしょう。