Official髭男dismが日本のミュージックシーンを牽引する存在となった理由

画像

 

2023年1月11日、Official髭男dism(以下ヒゲダン)が新曲『ホワイトノイズ』のMVを公式YouTubeチャンネルで公開しました。

 

わずか数時間で20万再生を記録するなど、早くも高い注目を集めています。

 

ここ数年のヒゲダンは、日本のミュージックシーンをリードする絶対的な存在感を見せるようになってきています。

 

いったいなぜこれほどまでに彼らの音楽は人を惹きつけるのでしょうか?

 

この記事では、そんな「Official髭男dismが日本のミュージックシーンを牽引する存在となった理由」について解説していきたいと思います。

 

 

 

大ヒット曲を連発するヒゲダン

 

ヒゲダンといえば、2019年5月に発表された『Pretender』が有名ですよね。

 

その後も『宿命』や『I LOVE...』『Laughter』『Cry Baby』など、立て続けに大ヒット曲を世に送り出しています。

 

その勢いはとどまることを知らず、2022年には『ミックスナッツ』と『Subtitle』という2つの大ヒット曲も発表しています。

 

2021年までは、「勢いのある人気バンド」といったイメージの強かったヒゲダンですが、2022年に大ヒット曲を発表してからは、「大物バンド」といったイメージがより強くなっているように感じます。

 

その雰囲気は、Mr.Childrenなどの超大物バンドにかなり近づいているようにも思えます。(実際の売上や注目度はすでに大きく超えている)

 

ヒゲダンのアイコンでもあるボーカルの藤原聡は、「グッドミュージックを何十年も作り続けているミスチルやサザンのようなバンドになりたい」と公言しているが、すでにその領域に入ってきていると言っても過言ではないだろう。

 

その人気はすさまじく、今後は東京ドーム、大阪ドーム、札幌ドーム、ナゴヤドーム、福岡ドームの「5大ドーム」でツアーをするようなレベルになっていくことでしょう。

 

ストリーミングランキングでは常に上位となり、1億回再生の「プラチナ」を10作品以上、5億回再生以上の「ダイヤモンド」が2作品となっています。

 

YouTubeで公開しているMVの再生回数も、他のアーティストを大きく上回っています。

 

 

・『Pretender』 4.4億回

 

・『I LOVE...』 1.7億回

 

・『イエスタデイ』 1.6億回

 

・『宿命』 1.3億回

 

・『ノーダウト』 1.3億回

 

・『Cry Baby』 1.2億回

 

・『ミックスナッツ』 8000万回

 

・『115万キロのフィルム』 7400万回

 

・『Subtitle』 4500万回

 

・『Stand By You』 4500万回

 

・『Laughter』 4400万回

 

・『パラボラ』 3300万回

 

 

MVは100万回再生されれば人気曲であり、1000万回再生以上はヒット曲と判断される傾向にあります。(5000万回再生以上は大ヒット曲)

 

数年間でこれだけの大ヒット曲を連発しているアーティストは、日本の音楽シーンでは稀有な存在であると言えるでしょう。

 

2022年ごろからは、大ヒット曲であってもなかなか1億回再生以上いかなくなっている傾向にあります。(2022年を代表する大ヒット曲のAdoの『新時代』がなんとか1億回再生を達成)

 

そんな時代に、『Cry Baby』1.2億回、『Subtitle』4500万回という大ヒット曲を世に送り出しているわけですから、まさに令和を代表するバンドであると判断できます。

 

ヒゲダンが多くの人に支持されている理由

 

ヒゲダンがミスチルなどと同じような国民的バンドとなった理由としては、以下のようなことが考えられます。

 

 

幅広い世代に刺さる音楽を作っている

 

ストリーミングで大きな実績を残しているアーティストは、10代~30代前半の若者に受けている印象がありますが、ヒゲダンの場合には35歳以上の大人たちからも支持されています。

 

楽曲を聴けばわかりますが、キャッチャーなメロディに共感性の高い歌詞など、どの世代にも刺さる音楽を作り出しているのです。

 

古臭くなく、それでいてどこか懐かしいメロディーなので、幅広い世代に好まれているのです。

 

 

礼儀正しくメンバーの仲が良い

 

軽音楽部の先輩後輩を中心に結成されたヒゲダンは、メンバーの仲が良いことでも有名です。

 

いつもニコニコしていて、とても良い雰囲気なのが伝わってきます。

 

また、非常に礼儀正しく、常識人であるといった点も、幅広い層から人気を獲得している1つの要因でしょう。

 

演奏後には必ず大きくお辞儀をしてくれるので、ファンも気持ちよく応援できるのです。

 

 

まとめ

 

今回は、「Official髭男dismが日本のミュージックシーンを牽引する存在となった理由」について解説してきました。

 

『Pretender』や『I LOVE...』といった代表曲がいくつもありながら、2022年も『ミックスナッツ』や『Subtitle』といった大ヒット曲を世に送り出しているヒゲダン。

 

  • 幅広い世代に刺さる音楽を作っている
  • 礼儀正しくメンバーの仲が良い

 

自慢のハイトーンボイスにこれらの魅力が加わることで、日本のミュージックシーンを牽引する存在になっているのです。

 

新曲の『ホワイトノイズ』もとても良い曲なので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?