最終予選が始まり、3戦で2敗を喫した時点で「もしかしたらカタールW杯に行けないのかも」と不安がよぎったサッカー日本代表ですが、破竹の6連勝によって無事に出場権を獲得しました。
予選の最終戦であるベトナム戦は「1-1」の引き分けとなり、再び日本サッカーファンに不安を感じさせてしまいましたが、兎にも角にもカタールW杯に出場するところまで何とかこぎつけました。
4月1日にはワールドカップ本選の組み合わせが決まり、ここからいよいよ本大会ムードが高まっていくことでしょう。
そこで気になるのは、やはり「誰がカタールW杯のメンバーに選ばれるのか?」という疑問ではないでしょうか?
この記事では、そんな「カタールW杯のメンバーに入る23名」について予想していきたいと思います。
2022年11月21日から始まるカタールワールドカップですが、これからの数ヶ月でメンバー候補も固まっていくはずです。
それでは、実際にカタールW杯のメンバーに入る23名を予想していきましょう。
あくまでも個人的見解となりますのでご理解ください。
最終予選では、権田修一選手が正GKとして君臨しており、現時点での実力や経験を踏まえれば間違いなく本大会のメンバーにも選ばれるでしょうし、正GKとしてピッチに立つはずです。
問題はサブとなるGK2人です。
最終予選では、シュミット・ダニエル選手と川島永嗣選手が選ばれましたが、どちらかの選手を落選させて代わりに将来性のあるキーパーを選ぶ可能性は高いでしょう。
そういった意味では、東京オリンピックメンバーで2026年を見据え、谷晃生選手が選ばれる可能性というのはかなり高くなることでしょう。
センターバックに関しては、ファーストチョイスはキャプテンであり圧倒的な経験値を誇る吉田麻也選手と、次世代のディフェンスリーダーであり、海外で結果を残し続けている冨安健洋選手は確定で間違いないでしょう。
センターバックの控えは、最終予選の重要な一戦であったサウジアラビア戦で代役を見事にこなした谷口彰悟選手と板倉滉選手が選ばれる可能性hあ高いでしょう。
他にも対人能力の高い植田直通選手も選択肢としてはあり得ますし、4年後を見据えて中谷進之介選手を先行する可能性もあるかもしれません。
サイドバックに関しては、人材的に物足りないというのが現状でしょう。
長らく代表のレギュラーであった長友佑都選手は、年齢的にも能力の下り坂であるのは間違いありませんし、プレーを見てもそれは明らかです。
しかし、長友選手の代わりに左サイドバックとして出場した中山雄太選手もレギュラーを一気に奪うほどの実力がないというのも確かです。
右サイドバックでは、酒井宏樹選手がほぼ確定ですが、長友選手と同じように選手としては下り坂に差し掛かっており、ワールドカップという高いレベルでは不安が残ります。
しかし、右サイドバックに関しても代わりとなるメンバーがそれほどアピールできておらず、室谷選手やドリブルも上手い山根視来選手などが候補となるはずです。
インサイドハーフに関しては、複数人の戦力が揃っているので、比較的安泰なポジションだと言えます。
特に圧倒的なデュエルの強さを誇る遠藤航選手とこの1年で一気に成長を遂げ日本代表の心臓に上り詰めた田中碧選手、そしてハードワークができて上手さもある守田英正選手の3人は確定でしょう。
この3人に経験値の高い柴崎岳選手と本来攻撃的MFである原口元気選手、旗手怜央選手もこのポジションで出場することができるのでありえるかもしれません。
攻撃の選手では、「4-5-1」のワントップの下に位置する3人という捉え方もできますし、「4-3-3」の左右のウイングのポジションもこなせる人材が重宝されるでしょう。
そういった意味では、伊藤純也選手、南野拓実選手は確定でしょう。
問題はそれ以外のメンバーです。
現時点ではほぼ横並びといった状態ですが、強いて言うならばレギュラーとしてはまだ未知数ながらジョーカーとしても期待できる三苫薫選手はほぼ間違いなく選ばれるでしょう。
ベトナム戦で落選した堂安律選手と久保建英選手は同じ左利きでポジションも被る可能性もあるので、もしかしたらどちらかがワールドカップメンバーから落選してしまう可能性もあります。(ベトナム戦は久保選手の出来が悪かったので、スター選手であっても十分に落選する可能性あり)
また、ヨーロッパで実績を積んでいる鎌田大地選手やワントップだけでなくサイドでも起用可能な古橋亨梧選手も候補としてはありと言えるでしょう。
ワントップはかなりファンの中でも意見が分かれるところです。
過去の実績で言えば大迫勇也選手の一択ですが、この1年ほどは能力的に落ちてきているようにも感じられ、疑問に思っているファンも多かったりします。
サイドでも起用可能な古橋亨梧選手をワントップで使う可能性もありますし、スーパーサブ要因で浅野琢磨選手が選ばれる可能性も高いでしょう。
4年後を見据えオナイウ阿道選手を選ぶ可能性もあります。
今回は、カタールW杯のメンバーに入る23名」について予想してきました。
ワールドカップ出場を掴んだとは言え、まだまだチームとしての完成度は低く、ベスト8以上を実現させるのはなかなか厳しい状況だと言えるでしょう。
その為にも、早めにメンバーを固定してチーム力を上げていく必要があります。
どんなメンバーが選ばれるのか、今後も注目していきましょう。