プロデビューする前であるにもかかわらず絶大な人気を誇る日本人サッカープレイヤーが存在するのをご存じでしょうか?
日本のサッカーファンの間ではもはや知らない人はいないくらいの存在となっているそのプレイヤーの名前は、「中井卓大(なかいたくひろ)」です。
世界一の強豪チームであるレアルマドリードの下部組織(フベニールA)に所属している中井選手は、現在同じレアルマドリードのトップチームに籍を置く久保建英選手を超える逸材として注目されているのです。
この記事では、そんな日本サッカー界期待のスター候補である「中井卓大選手」のプレースタイルや凄さ、人気の秘密について解説していきたいと思います。
参照: https://www.football-zone.net/archives/339296
名前 | 中井卓大(なかいたくひろ) |
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相性 | ピピ |
生年月日 | 2003年10月23日 |
身長/体重 | 178㎝/67㎏ |
所属チーム | レアルマドリード・フベニールA |
利き足 | 右足 |
ポジション | ボランチ、トップ下 |
レアルマドリード主催のキャンプから日本人初となる育成組織(カンテラ)に合格し、ヨーロッパに渡る。
中井選手のプレースタイルは、落ち着いてゲームをコントロールする司令塔と表現するべきでしょう。
トップ下として下がりながらボールを受け左右に散らしながら、バイタルエリアでボールを受ければ巧みなフェイントで相手をかわし強烈なシュートを放ちます。
最近では身長もかなり伸び(公表している身長は178㎝だが、すでに180㎝を超えている可能性もある)、ボランチとして激しい守備をこなしながらやや後方からゲームを組み立てることもできます。
中井選手の凄さと言えばやはりその卓越した「ボールタッチ」でしょう。
以前幼少期の頃の動画が話題となりましたが、まるで足に磁石にくっついているようなそのボールキープ能力は、おそらく現時点でも日本代表選手の誰よりも上手いと言えるかもしれません。
また、視野の広さも兼ね備えているので、ボールをキープする前にワンタッチでボールをはたくこともできます。
中盤で中井選手からボールを奪うのは至難の業だと言えるでしょう。
身体が大きくなった影響からか、ややスピードは遅い印象がありますが、身体のサイズを活かしたボランチとして今後プロデビューすることは間違いないと言えるでしょう。
レアルマドリードの下部組織に所属しているというだけである程度話題になるのは当然ですが、中井選手の場合はその人気の度合いが桁外れな状態です。
インスタグラムのフォロワーは2021年9月16日現在13.9万人となっており、すでに日本代表クラスの人気となっているのです。(ちなみに日本代表の次世代のディフェンスリーダーである「冨安選手」は17.5万人)
幼少期からそのプレーの凄さをTVなどで取り上げられていたり、レアルマドリードの下部組織を順調に駆け上がっているといった要因もありますが、何と言っても「顔がとにかくイケメン」というにが大きな要因と言えるでしょう。
17歳(10月23日で18歳)という若さはもちろん、万人受けするイケメンであるため急速にファンを獲得しているのです。
中井選手は今シーズンは「フベニールA(U-19)」を主戦場とすることとなっています。
開幕戦となったアトレティコマドリード戦でも、背番号10を付けトップ下で先発するなど高い評価を受けています。
また、2020年10月12日にはレアルのトップチームに負傷者が続出したため急遽下部組織に在籍する中井選手と他数名がトップチームの練習に参加しました。
16歳という若さでエデン・アザールやルカ・モドリッチら世界のスーパースタたちと練習を共にするというとんでもない状況を経験したのです。
イギリス紙「ガーディガン」が選出した「世界で最も才能のある若手選手60名」にも選出されるなど、ヨーロッパのマーケットでも徐々に知られる存在となってきています。
レアルのトップチームに上がれなかったとしても、すでにかなりの有望株として知られてきているので、スペイン国内の他のチームが獲得に乗り出すのではないでしょうか。
日本人の場合、EU圏外枠選手となる為現実的には厳しいかもしれませんが、日本代表の久保建英選手とレアルマドリードのトップチームで共闘する可能性もゼロではありません。
今後数年でどのくらい成長し、どのチームで活躍するのかが非常に楽しみな選手であると言えるでしょう。
今回は、日本サッカー界期待のスター候補である「中井卓大選手」のプレースタイルや凄さ、人気の秘密について解説してきました。
将来の日本サッカー界の顔になり得る存在である中井選手は、果たしてレアルマドリードのトップチームに辿り着くことができるのでしょうか?
その成長に注目していきましょう。