2021年のYouTube界はヒカキンとコムドットの1年だったと言っても過言ではないでしょう。
急激なチャンネル登録者数像によって早々と1,000万人を突破したヒカキンが凄まじいのはもちろんですが、コムドットも1年間で登録者数が200万人以上増えるなどかなりインパクトのある活躍をしたと言えるでしょう。
数々の炎上を経験したこともあり、アンチの存在が多いのも確かですが、この勢いは2022年も続いていくはずです。
この記事では、そんな「登録者300万人突破で勢いに乗るコムドットはYouTube界の覇者になれるのか?」という疑問について解説していきたいと思います。
コムドットは、2018年10月1日に結成した5人組ユーチューバーです。
メンバーは、リーダーの「やまと」「ひゅうが」「ゆうた」「ゆうま」「あむぎり」の5人で、「地元ノリを全国ノリに(放課後の延長)」というスローガンを掲げて活動しています。
2020年12月の段階ではまだチャンネル登録者数50万人程度の「次世代人気ユーチューバー」という位置づけでしたが、そこからの1年間で200万人以上も登録者数を伸ばし、2021年12月11日にチャンネル登録者数300万人を突破したのです。
公開する動画は100万回再生が当たり前で、200万回、300万回以上の動画も連発させています。
また、YouTubeだけではなく、InstagramやTwitterなどでも圧倒的な人気を誇り、2021年上半期、下半期両方でもグループはもちろん個人でもトップ10に複数人が入るなど注目を集めています。
「48-フォーエイト-」や「ばんばんざい」「平成フラミンゴ」といった新世代のユーチューバーたちも頭角を現した1年ではありましたが、その中でもコムドットの勢いは別格と言えるほどでした。
そんなコムドットは、まず「メンバーの個性」とその「バランス」がとても良いグループだということが大きなストロングポイントになっています。
頭脳明晰で高身長、イケメンというハイスペックな人間でありながらも、ノリが良く気取らない部分も見せることができるリーダーのやまとは、まさに漫画の主人公のような熱さを持っています。
さらに、そのいかつい風貌からは想像もできないほど親しみやすさと陽気さを兼ね備えたひゅうががコムドットというグループにスパイスを与え、いつもニコニコしていて癒し系であるにもかかわらず爆発力のある面白さが武器のゆうまが動画にメリハリを与えます。
あみぎりは、動画自体では前面に出ることがそこまで多くありませんが、その素朴なキャラクターが他のメンバーの潤滑油的な存在となっていて、動画編集においても欠かせない歯車となっています。
そして、コムドットのリーダーであるやまとと個性的なひゅうがにも負けず劣らずの人気を誇るのゆうたは、オシャレでイケメンであり、コムドット立ち上げメンバーの1人でもある為、非常にチーム愛が強いという魅力があるのです。
このように、メンバーそれぞれが違った個性がありながらも、上手くそれらが調和しているのがコムドットの魅力であると言えます。
まるで海賊王を目指す某漫画の主人公とその一味のような魅力があるわけです。
メンバーそれぞれが個性的でありながらも同じ方向に進んでいけるのは、やはりリーダーのやまとの存在がかなり大きかったりします。
「モデルプレス」のインタビューでも、「目標を明確にしてそれを宣言することが大事」と答えているように、常に目標を設定しそこに突き進もうと努力をしてきたからこそメンバーやその他のスタッフも一丸となれたはずです。
その姿は、海賊王を目指す主人公が「海賊王に俺はなる!」と宣言している姿と重なってしまいます。
リーダーのやまとは、その真っすぐさゆえに敵(アンチ)を作ってしまうこともあったりしますが、仲間を想う気持ちとその気遣いの上手さはまさにリーダーの器と言えます。
調子の悪いメンバーやトークに参加できていないメンバーに視線を送ったり話を振るということが自然にできるそスマートがあったからこそ、グループとして駆け抜けてこれたと言えるでしょう。
メンバーの個性やバランス、そしてリーダーやまとの器、グループ全員の情熱も十分であることから、この勢いのままヒカキンやはじめしゃちょーたちのような登録者数に迫り、追い越し、「覇者」となる可能性を秘めていると言えます。
ただ一つ不安な点があるとすればそれは、「炎上」との向き合い方でしょう。
まだ若く、真っすぐな彼らの性質ゆえに炎上を起こしやすく、またその炎上に対する対応も危うさがあるのです。
年齢と経験を重ねることで本心を多少隠してでも大人の対応ができるようになれるのかが、「YouTubeの覇者」になる為には必要不可欠であると言えるでしょう。
今回は、「登録者300万人突破で勢いに乗るコムドットはYouTube界の覇者になれるのか?」という疑問について解説してきました。
まさに2021年の主役を演じたと言えるコムドットですが、その勢いはまだまだ続いていきそうです。
2022年という1年で、400万人、500万人という数字に乗せることも十分に可能だと考えられます。
「まだコムドットの動画を観たことがない」という人は、ぜひチェックしてみましょう。