伊右衛門のお茶が緑の理由はなぜ?成分を調査!どうやって緑にするの?

伊右衛門のペットボトル緑茶の新商品が話題になっています。これまでのペットボトルのお茶と比べ、「より緑に、きれいな色に」なっているんだとか!

 

伊右衛門のお茶が緑

 

参照: https://youtu.be/Ls0AwpdNZQY

 

新しいCMも話題で、黒柳徹子さんや芦田愛菜さんが出演し、「伊右衛門 やっと緑になったのね」篇 「伊右衛門 キレイな色」篇の2つのバージョンでは、伊右衛門のお茶が緑になったことが強く強調されています!

 

・なんで緑なの?

 

・どうやって緑にしたの?

 

・なんか着色料とか使ってるんじゃない?

 

と気になっているのは、筆者だけではないはず!

 

とうことで、今回の記事では、緑になった伊右衛門のお茶に焦点を当てて調査してみました!

 

 

この記事でわかること

 

 

 

伊右衛門の新しい緑のお茶とは?

 

 

現在公開されているCMでも話題の緑のお茶。

 

伊右衛門のCMキャラクター本木雅弘さんの、「なんで今の緑茶は茶色なんや」という問いかけの後に、黒柳徹子さんが「あら、あなたやっと緑になったのね。やるじゃないの」と緑のお茶を楽しんでいます。

 

また、もう一方のCMでは、「日本の緑茶に足りないものは何やろ」という問いかけの後、芦田愛菜ちゃんが「きれいな色。味もきれい」と言いながら、お茶を味わっています。

 

くどいように何度も言いますが、「緑」と言うのがめちゃめちゃ強調されています!

 

 

お茶の成分は?

 

 

気になる成分を調べてみたところ、新しい伊右衛門のお茶の成分がこちら!

 

  • 緑茶(国産)
  • ビタミンC
  • 酵母粉末

 

 

そしてこれまでの伊右衛門のお茶の成分がこちらです!

 

・緑茶(国産)
・ビタミンC

 

参照: https://www.suntory.co.jp/softdrink/

 

ご覧いただいてお分かりのように、これまでのお茶に使われていなかった「酵母粉末」というのが、新しいお茶の原材料に使われているのです。

 

 

緑の理由を調査!

 

 

普通緑茶は、淹れたての時は透き通った緑色をしていますが、時間経過に伴い茶色っぽいような、黄色っぽいような色になってしまいます。これは緑茶が時間とともに酸化してしまうからなんです。

 

ペットボトルのお茶って茶色っぽかったり黄色っぽかったりしますが、やっぱりきれいな緑色のお茶の方が、おいしそうに見えますよね。

 

 

そこでサントリーが行き着いた答えが「酵母由来の成分」を使用することでした。

 

「酵母」っていうと、パンが発酵に使われる「酵母」が思いつきますが、伊右衛門に使われる酵母も、パンや栄養補助食品などに使用されるのと同じものだそう。

 

酵母に含まれる栄養素の中には、低温で抽出した際に出る緑成分の「クロロフィル」の変色を防ぐ働きがあるようで、伊右衛門の緑色もこの酵母の働きにより実現できているんです。

 

実はサントリーでは、伊右衛門の他にも緑色がきれいなお茶を販売しています。それが、「サントリー天然水 GREEN TEA」。このお茶にも、酵母エキスが使用されており、酵母の栄養素の働きで変色を防いでいたのです。

 

 

 

新伊右衛門の味の評価は?

 

そして気になるのは味ですね!筆者も飲んでみましたが、私自身の感想としては「渋みが少なくておいしい!」という感じです!

 

その他、twitterなどでの評価をみてみるとこんな声が!

 

  • お茶の淹れたてのようなあっさりとした味。とても美味しいです!
  • 伊右衛門パッケージ変更で味も少し変わった?抹茶がなくなった気がする
  • 新しい伊右衛門、たしかに”緑茶”って感じの味がする
  • 色がきれいになったら、なんだか味が薄くなった感じ。
  • 従来のと比べて、上品な気がする
  • より煎茶らしい
  • 緑茶の渋みがマイルドで、薄く感じて物足りない
  • 煎茶のようにあっさりして良い

 

という声がある一方で、ペットボトルのお茶独特の渋みが好きな方達からは「物足りない」と言う意見もありました。あなたはどう感じますか?是非試してみてくださいね!

 

 

まとめ

 

伊右衛門の新しいお茶は、「緑」になったことが話題!

 

お茶の成分には、酵母粉末が使われている!

 

酵母粉末に含まれる栄養素が、緑成分クロロフィルの変色を防いでいる!

 

味の評判は、「あっさりして良い!」という意見がある一方で「渋みが足りず物足りない」という意見もある!

 

パンに含まれるのと同じ酵母の働きで、緑を保つことができることには驚きでした!みなさんにも、「そうだったんだ!」と思っていただけたら幸いです!