多くの方々が実践するようになった「在宅勤務」。最近ではコロナウイルス拡大防止による外出規制の要請も落ち着いてきましたが、今後もこの在宅勤務の形態を継続する企業も多いようですね!
筆者の会社でも在宅勤務を取り入れていますが、私自身は在宅勤務してないので、「在宅勤務してみたい!」「自宅にいながら仕事ができるなんてなんて便利!」な〜んて思っていたんです。
しかし、在宅勤務の浸透によって生まれた新たな問題もあるのです。その一つが、「リモハラ」や「テレハラ」と呼ばれるもの。
今回の記事では、この「リモハラ」「テレハラ」につて、まとめていきたいと思います!在宅勤務などで悩んでる方は、参考にしてみてくださいね。
この記事でわかること
「リモハラ」は「リモートハラスメント」、「テレハラ」「テレワークハラスメント」の略で、自宅勤務中に受けるセクハラやパワハラのことです。新型コロナの広がりにより、テレワークやリモートワークが一気に広がったことで、これらの問題も表面化し広く認知されるようになっています。
会社でのハラスメントといえば、「セクハラ」「パワハラ」「モラハラ」というのがよく知られています。リモートワークやテレワークでも、これらのハラスメントに気を付ける必要があります。実際にはどんな事例があるのか、見ていきましょう!
セクハラの例
モラハラ例
パワハラ例
在宅勤務において、普段オフィスでは見えない相手のプライベートな部分が見えることによって性的な嫌がらせが起きたり、家族や生活について発言することで相手を不快に感じさせたりしてしまう可能性があります。
上記に書いたことは一例ですが、発言する側に嫌がらせをする意図が全くなかったとしても、ハラスメントは相手が不快だと思ってしまった時点で成立してしまうことも。
これらの問題を事前に防ぐためには、事前に被害者/加害者にならないために対策を行うことが有効とされています!
被害者にならないためには、web会議中にはなるべくお部屋のプライベートな部分が映らないようにすることが大事です。背景が壁になるようにパソコンの設置位置を考慮したり、zoomなどを使っている場合は背景を自由に変えられる機能もついていますので、活用しましょう。
また、家にいるとどうしても気持ちがリラックスしてしまいがちですが、普段会社に出勤する時と同じように身だしなみを整えましょう。
部屋が多ければ、家族が映り込まないように場所を考慮するなどの対策が有効でしょう。
それでもハラスメントが心配でしたら、上司に相談したり、ハラスメントの相談窓口の連絡先などを控えておきましょう。
加害者側としても、テレワーク中は周りに人がいないので、気持ちがゆるんでしまいがちです。自分にそのつもりがなかったとしても、相手が不快に感じれば、ハラスメントとして成立してしまうことがあります。
業務には関係ない相手のプライベートについてはなるべく触れないように心がけた方が賢明です。
リモハラ/テレハラの事例を見てみると、在宅で気持ちが少しゆるんでしまうこと、仕事とプライベートの境が曖昧になること、信頼関係が不足していることの3つが大きな原因なんじゃないかと思います。ですので、以下の2つを意識することが、これらのハラスメントを抑えるために必要なのではないかと思います!
2の信頼関係については、1日や2日でできるほど簡単ではありませんが、日頃から心がけることが大切でしょう。私自身も普段仕事をするときに、ちょっとでも気づいたことがあれば上司に報告したり、後輩に声をかけるようにしています。
コミュニケーションがちゃんと取れていて、お互い信頼できてさえいれば、こういうハラスメントはうまれないのでは、と思っています。職場によっても状況は違うと思いますが、
この記事が少しでも参考になれば幸いです^^