どれがいいの?クレジットカードの種類と選び方

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今や成人ならば、必ず持っていると言ってもいいクレジットカード。しかし、初めて持つという方は、種類が多すぎてどのカードがいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、初めての方にも分かりやすくクレジットカードの選び方についてお話しします。

 

 

クレジットカードの機能とサービス

 

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ほとんど全てのクレジットカードに、以下の機能が共通しています。

 

  • クレジット機能…ショッピングの代金を、信販会社が限度額まで包括的に立替払いしてくれる機能のこと。
  • キャッシング機機能…ATM等で現金を限度額まで借り入れることができる機能のこと。キャッシング機能については、利用を差し止めることも可能です。

 

また、クレジットカードの発行元やカードのランクによって、独自に以下のようなサービスも用意されています。

 

  • ポイント還元…ショッピング額の0.5%~1.5%程度の還元率で金券やプレゼントに交換できる。
  • 旅行保険…国内旅行・海外旅行の傷害保険がつく。補償額は2000万円~5000万円程度が多い。
  • キャッシュカード機能…銀行のキャッシュカード機能がセットになっている。
  • 店舗での割引…スーパー、ガソリンスタンド等特定の店舗で商品が割引になる。
  • 電子マネーのオートチャージ…鉄道系の電子マネー等が自動でチャージされる。

 

これらのサービスが自分にとって便利か、お得かどうかがカード選びのポイントとなるでしょう。自分にメリットが多いクレジットカードを選びましょう。

 

 

カードの種類と特徴

 

 

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プロパー系カード

 

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クレジット会社が発行するクレジットカードのことで、このプロパー系カード以外は全てクレジット会社と提携企業が組んで発行する「提携カード」となります。

 

従来はクレジット会社の特典に加え、提携先の特典も得られる提携カードがお得といわれていましたが、最近ではプロパーカードでも年会費無料・ネットショッピングでのポイントUP・旅行保険付帯などの特典で高評価を得ているものがあります。

 

 

銀行系カード

 

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銀行が発行しており、キャッシュカードとクレジットカード両方の機能を兼ね備えたものです。ATMの時間外手数料やコンビニでの引き出し手数料が優遇されるので、あまり買い物をしない方はポイント還元率が高いカードよりメインバンクのカードを持っている方がお得になるのではないでしょうか。

 

 

流通系カード

 

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スーパーやコンビニに対応している提携カードです。毎日の買い物でポイントUPがあったり、系列スーパーで月に何度か5%オフになる日が設定されていたりというカードもあります。

 

 

鉄道系カード

 

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全国のJRや私鉄との提携カードです。電子マネーをチャージしたり、定期券購入したりすることでもポイントが貯まるので、普段使っている沿線の定期はポイントが付くのか是非調べてみましょう。また、系列の百貨店でポイントUPサービスができるカードもあります。

 

 

選ぶポイント

 

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年会費がかからない

 

初年度は年会費無料でも、2年目からは会費がかかるカードもあります。

 

会費を上回る優待メリットがなければ、基本的には年会費無料のカードを選びましょう。年間50万円以上利用すれば無料になるといったような、条件付きのカードもあります。

 

 

ポイントがお得に貯まる

 

通常のポイント還元率は0.5%程度ですが、カードによっては1.5%というものもあります。

 

また、提携のポイントモールサイトを経由してネットショッピングをすると、2~3倍のポイントが付くものもあります。通勤が遠距離の方は、定期代でポイントが貯まるカードという選択肢も良いでしょう。

 

 

よく利用する場所での割引がある

 

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駅ビルや百貨店で5~10%オフになるカード、スーパーで特定日に5%オフになるカード、ガソリン代が還元されるカードなど様々な特典があります。

 

 

特典を利用するには?

 

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買い物の時の割引は、大抵の場合、そのクレジットカードで決済を行った場合に適用されます。例えば、ファミリーマートでファミマTカードを使うと値引きされる場合があったり、VIEWカードを使ってJRの切符を購入するとポイントが貯まったりします。

 

映画館やレジャー施設の入場については、窓口で提示するだけで特典を利用できるものも多くあるので要チェックです。

 

貯まったポイントは、カード会社を通じて金券やプレゼントと交換できる他、航空会社のマイルやネットマイル、payへのチャージ、電子マネーなどに交換できるものもあります。

 

各社のWebサイトや、利用明細と一緒に送られてくる冊子などから利用方法を確認しましょう。

 

 

まとめ

 

クレジットカード比較サイトや書籍でも、広告として良い面だけが紹介されているケースが多いため、良し悪しは注意して調べましょう。

 

自分のライフスタイルを振り返って、使える場所が多いことがとても大切になってきます。「クレジットカードを持っているだけでお得になる」という事は意外と多いものです。

 

ぜひ、特典や優待をフルに活用しながら、クレジットカードを利用してみましょう!