初めてでも安心!スタジオでバンド練習をする方法

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初めてバンドを組んだ時、練習場所に困ってしまうことも多いと思います。学生の部活動ならば、音楽室や部室が使えるかもしれませんが、他の学生とバンドを組んでいる人や社会人バンドは、スタジオを使って練習をするのがベターでしょう。

 

そこで今回は、スタジオでバンド練習をするための流れや方法をご紹介します。

 

 

 

スタジオを利用するメリットとデメリット

 

スタジオを利用するメリットは、なんと言っても音量を気にせず練習出来る所です。

 

家などの練習では、音量は出来るだけ小さくしたり、夜の練習は控えたりと、近隣への配慮が必要となりますが、スタジオではそのようなことを気にせず、思いっきり練習に打ち込めるでしょう。

 

また、こだわった機材を置いているスタジオもありますので、まだ始めたばかりで機材が豊富に揃っていないというバンドの方は、スタジオで機材をレンタルすることも可能です。

 

デメリットとしては、当然のごとくスタジオ料金が掛かることです。

 

ほとんどの場合、時間で料金が発生しますので、スタジオ内で演奏や練習以外のことをするのは、とてももったいないと言えます。

 

ですので、打ち合わせや個人練習などは、出来るだけ済ませた状態にしておくことがベストでしょう。スタジオ内では、バンドメンバーと演奏を合わせて練習することに主軸をおくべきと言えます。

 

 

スタジオを予約するまでの流れ

 

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http://bassontop.tokyo.jp

 

 

STEP1:予定を合わせる

 

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まずメンバーで都合のいい時間を合わせます。搬入出の時間も考えて、前後30分程度ゆとりを持った設定が良いでしょう。

 

 

STEP2:スタジオを探す

 

 

ネットの情報や地図アプリなどを使い、メンバーが集まりやすいスタジオを探します。

 

その際に、集まりやすさだけではなく、スタジオの広さや料金なども確認し、メンバーで共有しておきましょう。

 

 

STEP3:スタジオを予約する

 

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スタジオの空いている時間を確認し、メンバーと打ち合わせた時間を伝えます。

 

今はネットでも予約が行えるスタジオも多いです。電話で予約する場合は「○時から、△△スタジオを予約したいのですが」とスタジオ側に伝えましょう。

 

問い合わせた時間が空いてなければ、違うスタジオを探すか、メンバーと練習時間を相談して都合を合わせましょう。

 

 

STEP4:メンバーに連絡する

 

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スタジオの予約がとれたら、メンバーにスタジオ名(部屋の名前も)、時間、住所、スタジオのサイトなどを伝えましょう。

 

 

持ち物と忘れたときに借りられる機材

 

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持ち物

 

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それぞれのパートの機材です。ドラムなら、ペダルやスネアなど。ギターは、ギターやシールド、その他足元の機材などを持って行きましょう。

 

ドラムスティックはレンタルしていないところも多いので、忘れないようにしましょう。

 

 

忘れたときに借りられるの機材

 

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シールドなどはレンタル出来るスタジオが多いです。また、アンプも備え付けの場所が多いでしょう。部屋にマイクがない場合は、店員にマイクの必要数を伝えて借りるようにしましょう。

 

場所によってはギターが借りられたりしますが、期待は禁物です。自分が普段使っているギターを持参するに越したことはありません。ピックはよく販売されています。

 

 

スタジオ内でのセッティング方法

 

マイク

 

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まずVoやCoのマイクですが、最初はスタジオの人にお願いして、セッティングしてもらうと良いでしょう。次回のために、見ながら覚えておきましょう。

 

 

ギター・ベース

 

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ギターやベースは、アンプに機材を接続し電源を入れます。

 

機材を痛めないためにも、「接続→電源」という手順を守りましょう。

 

 

ドラム

 

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ドラムはイスの調整、タムやスネアなどを叩きやすい位置に調整しましょう。

 

 

その他

 

ドラムとボーカルの声量に合わせて、弦楽器隊の音量を調節します。

 

セッティングが終わったら、他パートの準備が整うまで静かに待ちましょう。

 

アンプの向きなど細かいことは、セッティングに慣れていくと分かっていきます。

 

 

退室の流れ

 

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慣れていないうちは、10分前には切り上げて片づけを始めましょう。

 

アンプからシールドを抜く時は、ボリュームを0にしてからスタンバイ状態にしてシールドを抜きます。そのまましばらく待ってから、電源を落としてください。

 

元の場所に機材や備品を戻し、退室します。

 

メンバー同士で協力して、時間内に退出しましょう。

 

 

精算のやり方

 

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精算は受付にて、基本的には時間に比例した部屋代を払うことが多いです。一人ずつの料金を予め計算しておいて徴収して支払うか、一人がまとめて払って後ほど徴収するかが良いでしょう。

 

受付は混みあう事が多いため、清算で迷惑を掛けないように、予め料金を準備しておくことが大切です。

 

スタジオでの練習が終わった後、メンバーで反省会をするのも良いですね。

 

ただ、ダメ出しなどは、直接的にではなくなるべくオブラートに包んで言い合いましょう。皆で様々なアイデアを出しながら、より良くしていけることがバンドの醍醐味です。

 

 

まとめ

 

誰でも初めてスタジオを利用する時は、緊張と不安があると思います。

 

今回のことを頭の片隅においておけば、スタジオ練習も億劫になることはないのではないでしょうか。

 

 

バンドは一人一人が満足してこそ、最高の演奏ができると思います。この記事が皆さんのバンド練習の時間を、より楽しいものにする手助けが出来ていれば幸いです。