物語・歌・ダンスに感動!ミュージカル鑑賞の楽しみ方

ミュージカル鑑賞

 

最近、ミュージカルを題材にした映画も増えてきましたね。映画を通して初めてミュージカルを観たという方も少なくないと思います。

 

しかし、実際に劇場で観るミュージカルは、臨場感や感動も映画に勝るものがあります。

 

今回は、ミュージカルに興味を持ち始めた方へ、劇場でのミュージカルの楽しみ方をご紹介したいと思います!

 

 

ミュージカル鑑賞のための準備

 

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ミュージカルのマナー

 

ミュージカルのマナーとしてはじめに悩むことが多いのが、服装ではないでしょうか。

 

映画館とは違い、劇場となると「正装をしなくてはいけないのではないか」「どのような服装で行けば良いか分からない」と考える人も多いはずです。

 

しかしながら、ミュージカルはそのような敷居の高いところではありません。

 

実際ミュージカル鑑賞に来ている方は、カジュアルな格好の方ばかりです。ミュージカルは長時間鑑賞するものですから、着心地の良い服装を重視して選んだ方が疲れません。

 

また、持ち物もあまり多くならないほうが良いでしょう。

 

プログラムやパンフレットを入れることが出来るくらいのカバンや、鑑賞するときに利用するオペラグラスぐらいの荷物であれば、他の人の邪魔にならずに済みます。オペラグラスは劇場でも購入が可能なので、欲しいという方は、ホールに入る前に購入しておくと良いでしょう。

 

ミュージカル鑑賞の流れ

 

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チケット購入

 

 

ミュージカルによって異なりますが、チケットは公演当日の大体3ヶ月前くらいから発売となります。

 

しかし、発売し始めてから探していては、良い席は売り切れてしまうことがあります。

 

発売日の3か月前から半年前までに、どんなミュージカルのチケットが、いつ発売になるか調べておかなければなりません。

 

チケットぴあ

 

開場

 

開場とは、ミュージカルが行われるホールなどが開くことです。大抵、1時間前ぐらいから開場します。ゆっくり楽しむためにも、早めに会場に入っておいた方がいいと思います。

 

プログラム購入

 

ミュージカルは事前にプログラムを購入し、開演までそのプログラムを読んで楽しみに待つことも醍醐味と言えるのではないでしょうか。そのミュージカルに関するあらすじ、演出、メッセージなどに目をとおしておくと、より楽しむことが出来るでしょう。

 

開演

 

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開演前にトイレ、飲食などは済ませ、開演開始5分前には席に着くようにしましょう。もちろん、携帯電話等の電源を切ることも忘れないようにしてください。

 

鑑賞

 

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ミュージカルを鑑賞します。静かに、物語や歌を聞いて楽しみましょう。意図的に動いたり音をたてたりするのはマナー違反ですので気をつけましょう。

 

休憩時間

 

休憩時間は、30分程度が多いでしょう。この時間にトイレを済ませておきます。女性のトイレは大変混雑するので、早めにトイレに行き、開演5分前には席に着けるようにしましょう。休憩時間はロビーへ出て飲食も可能です。

 

閉演

 

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物語が終わった後、ミュージカルではカーテンコールと呼ばれるものが始まります。

 

カーテンコールとは、出演者がステージに出てきて挨拶をすることです。鑑賞している人達は、カーテンコールにて出演者へ盛大な拍手を送ります。

 

素晴らしく感動したという方は、立ち上がって拍手を送るスタンディングオベーションをされる方もいるでしょう。

 

カーテンコールが終わると、このミュージカルが閉演したことになります。

 

 

ミュージカル鑑賞時のポイント

 

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拍手・声援のマナー

 

素晴らしいミュージカルを見たら感動して拍手を送りたくなると思いますが、ミュージカルのマナーでとても大切なのが、拍手をするタイミングです。自分が拍手をしたい時にしていたのでは、雰囲気を壊してしまう可能性があり、マナーの良い観客とはいえません。

 

ミュージカルでは、見せ場が終わるたびに拍手が起こりますが、初めての人は分かりづらいので、周りにあわせて拍手を行う方が無難です。

 

またクラシックのコンサートの時のように、「ブラボー!」と声援をかけたいと考える方もいらっしゃると思いますが、これもまた、ミュージカルのマナーがあります。ミュージカルそれぞれの作品によってタイミングがあります。

 

事前に勉強しておくか周りとタイミングを合わせるのが最適です。拍手よりも声援をかけるほうがタイミング的にはあわせづらいので、タイミングがずれて雰囲気を壊さないよう十分注意することが大切です。

 

ミュージカルでは、客席が参加するような場面がない限り、ほとんど声掛けをすることはない為、まずは静かに鑑賞することが無難と思われます。

 

また、ミュージカルではくすっと笑いが零れる場面もあると思います。そんな時、大声で笑ってしまっては、それも雰囲気を壊しかねません。大きな声で笑ったり、周りの人と作品について小声で話したりということは、マナー違反になりますので注意しましょう。

 

 

「石畳の緋き悪魔」 歌詞

 

石畳の緋き悪魔

 

作詞:REVO/作曲:REVO

 

 

♦ 残酷(ざんこく)ナ『永遠(えいえん)』トイウ苦(にが)イ毒(どく)ヲ、喰(く)らう覚悟(かくご)が在(あ)るならば、共(とも)ニ生(い)キヨウ

♡ 残酷(ざんこく)な『永遠(えいえん)』という苦(にが)い毒(どく)を、喰(く)ラウ覚悟(かくご)を決(き)めたから、共(とも)ニ生(い)キヨウ


風(かぜ)は彼(か)の地(ち)に 《支配者(おうしゃ)》を運(はこ)び続(つづ)けたが

刹那(せつな)の瞬(またた)きの間(ま)に 誰(だれ)もが皆(みな)立(た)ち去(さ)った

歴史(れきし)が騙(かた)らざる 戦火(せんか)の叙事詩(うた)を詠(うた)いましょう

敗(はい)は大地(だいち)に倒(たお)れ 幾度(いくど)も花(はな)を散(ち)らす

千(せん)の孤独(こどく)が 蝕(むしば)む檻(おり)の中(なか)から

朽(く)ちゆく其(そ)の身(み)を 解(と)き放(はな)った緋(あか)き《焔(ひかり)》


時(とき)は彼(か)の地(ち)に 《観測者(ふうしゃ)》を廻(まわ)し続(つづ)けたが

刹那(せつな)の輝(かがや)きを手(て)に 季節(きせつ)は唯(ただ)過(す)ぎ去(さ)った

歴史(れきし)が語(かた)らざる 戦(せん)渦(か)の叙情詩(うた)を詠(うた)いましょう

灰(はい)は大地(だいち)に還(かえ)リ 幾度(いくど)も花(はな)を咲(さ)かす

千(せん)の責(せめ)苦(く)が 苛(さいな)む檻(おり)の外(そと)へと

朽(く)ちゆく其(そ)の身(み)を 解(と)き放(はな)った緋(あか)き《焔(ひかり)》

《美シキ夜ノ娘(Layla)》、君(きみ)ガ愛(あい)スモノ全(すべ)テ、其(そ)ノ腕(うで)ヲスリ抜(ぬ)ケル

流(なが)レル《雫(なみだ)》が、河(かわ)ニナル前(まえ)ニ、契約(ちかい)ノ接吻(くちづけ)ヲ

《美シキ夜ノ娘(Layla)》、君(きみ)ガ望(のぞ)ムモノ全(すべ)テ、其(そ)ノ腕(うで)ヲ振(ふ)リ払(はら)ウ

哀(かな)シイ時代(じだい)ト諦(あきら)メ顔(かお)デ、無力(むりょく)ニ嘆(なげ)クノカ? 君(きみ)ニ今(いま)、敢(あ)エテ問(と)オウ――


時間(とき)ニ置(お)キ去(ざ)リニサレタ、長(なが)過(す)ギル闇(やみ)ノ中(なか)デ

名前(なまえ)サエ忘(わす)レテイタ、君(きみ)ノ《焔(ひかり)》見(み)ル迄(まで)ハ、君(きみ)ガ呼(よ)ンデクレル迄(まで)ハ――

ダ・カ・ラ――

君(きみ)ヲ害(がい)スモノ全(すべ)テ、此(こ)ノ腕(うで)デ退(しりぞ)ケヨウ

流(なが)レル《滴(ちしお)》ガ、河(かわ)ニナル迄(まで)ニ、全(すべ)テヲ終(お)ワラセヨウ

《美シキ夜ノ娘(Layla)》、君(きみ)ガ憎(にく)ムモノ全(すべ)テ、此(こ)ノ腕(うで)デ滅(ほろ)ボソウ

其(そ)レハ異教徒(いきょうと)カ? 同胞(どうほう)カ? 其(そ)レトモ『聖戦(あらそい)』其(そ)レ自体(じたい)カ?

君(きみ)ニ今(いま)、敢(あ)エテ問(と)オウ―

 

 

まとめ

 

ミュージカルに興味はあるけど、なんとなく気が引ける…と思っていた方も、このようなミュージカル鑑賞のマナーを少し頭に入れておけば、楽しんでミュージカルを鑑賞できると思います。

 

劇場で直接歌声を聞くことや、ダンスの一体感を感じたあの瞬間は、劇場でしか味わえないミュージカルの良さだと思います。ぜひ、気後れすることなく気軽にミュージカル鑑賞へ出掛けてみてはいかがでしょうか。