雑談力は情報のインプットと人脈を築ける最高のスキル

インプットと人脈

 

会社の上司や同僚、学校の友達など、特に決まったテーマのない「雑談」をする機会って結構あったりしますよね。

 

会議や授業の始まる時間までの間や、休憩時間、帰り道、食事や飲み会中など、雑談をする機会はとても多いのです。

 

しかし、「たかが雑談」と思っていてはいけません。

 

何気なく話している「雑談」も、ビジネスにおいては最高のスキルとなるのです。

 

この記事では、そんな「情報のインプットと人脈を築ける雑談力」について解説していきたいと思います。

 

 

雑談をすることで様々な情報をインプットできる

 

 

「雑談」といっても、自分の持っている知識や情報をひけらかすような雑談では全く意味がありません。

 

重要なのは、雑談相手の知識や情報を引き出しインプットすることです。

 

また、雑談の仕方によっては相手に好印象を持ってもらったり、相手の気持ちをよくして「この人と話をしていると楽しい」と思ってもらうことができるのです。

 

そんな意味のある雑談をするためには「相槌+質問」という流れを徹底するべきです。

 

例えば、先輩社員が副業でアフィリエイトをやっているとします。

 

休憩時間に何気なく休日の話題になり、先輩社員がアフィリエイトをやっていることを知ります。

 

 

先輩お休みの日何してるんですか?


 

 

休みの日って言っても、結構アフィリエイトブログの記事を作ってたりするから、1日ゆっくりっていう感じじゃないな


 

 

すごいですね。どんなジャンルのアフィリエイトしてるんですか?


 

 

ペット系のブログ記事を書いて、そこにアフィリエイト広告を貼ってる感じかな


 

 

そうなんですね。なんでペット系のジャンルを攻めようと思ったんですか?


 

 

元々は健康食品系のアフィリエイトブログを育ててたんだけど、Googleのアルゴリズムが変わって稼げなくなっちゃったんだよ。


 

 

そんなにいきなり稼げなくなっちゃうもんなんですか?


 

 

そうなんだよ。今じゃ検索順位の上位は大手企業とか専門家のサイトだけになっちゃったよ


 

 

そうなんですね。めちゃめちゃ勉強になります。と言うか休みの日までよく頑張りますね。わたしも先輩みたいに頑張りたいんですけどまだまだです


 

というように、自分が知らない話題で今後に役立ちそうな話題が雑談の中に出てきたら、「相槌+質問」を何度か繰り返すことで、情報や知識をインプットすることができるのです。

 

さらに、「褒める」「尊敬する」というような会話を最後に持ってくることで、相手に好印象を与え、「この人と会話をしていると楽しいな」と感じてもらえるようになるのです。

 

 

雑談上手になれば様々な人脈を築ける

 

雑談上手

 

前記した、「相槌+質問」という雑談のテクニックは、「有益な情報や知識を持っている人」や「将来の自分にメリットをもたらす可能性がある人」に限って使うことをおすすめします。

 

これは上記に当てはまらない人とは雑談をしないという意味ではなく、「人によって雑談の内容を使い分ける」ということです。

 

雑談する相手が有益な情報や知識、メリットをもたらす人ではない場合は、頭をフル回転させて質問をするのではなく、その場の空気を楽しむ様に会話をすればいいのです。

 

冗談を言ってみてもいいですし、自分の持っている情報や知識を話してみても良いでしょう。

 

「この人との会話は有益なものになりそうだな」と思った時は、頭を切り替えて「雑談力」を使うのです。

 

しかし、いかに雑談力が高くても、継続していかなければ何の意味もありません。

 

1年、2年、3年と雑談力を活かし情報や知識のインプットと様々な人脈を気づくことができれば、自分の将来に必ず活きてきます。

 

「相槌+質問+褒める」という雑談の流れを徹底することによって、有益な人との関わりが増えていきます。

 

ビジネスにおいて、「人脈は宝」ですから、高い雑談力を継続していけば自ずと良い人脈が増えていくのです。

 

「時間管理術」「交渉スキル」「行動力」「調査や分析力」「判断力」といったいわゆるビジネスに必要なスキルと同じくらい、「雑談力」は重要と言えるのです。

 

 

 

まとめ

 

今回は、情報のインプットと人脈を築ける雑談力について解説してきました。

 

雑談力を身につけるということは、有益な人材から「情報や知識のインプット」ができるということであり、好印象を与え気に入ってもらえることから「良い人脈を増やす」ことができるのです。

 

「たかが雑談」と思わずに、「されど雑談」という意識を持ち、「相槌+質問+褒める」という雑談テクニックを徹底するのです。

 

ぜひ今日からでも、試してみてはいかがでしょうか?