毎日「1時間」の「自由時間」を徹底するメリット

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他の人よりもお金持ちになりたいという人や、他の人よりも自由に暮らしたいと願う人はとても多いかと思います。

 

そんな暮らしをするために、毎日自らの欲望を極限まで抑えながら努力を続ける人は、それだけでも称賛に値しますよね。

 

しかし、現実には「もっとたくさん寝たい」「美味しいものを食べたい」「美味しいお酒を飲みたい」「話題のゲームをやりたい」「ユーチューブを見たい」といったような欲望に負けてしまう人も多い事でしょう。

 

それならば、「毎日1時間」だけ自由時間を作り、その時間だけは徹底的に欲望を満たしてしまえばいいのです。

 

この記事では、そんな「毎日1時間の自由時間を徹底するメリット」について解説していきたいと思います。

 

 

 

人は欲望に弱い生き物

 

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人間には、食欲や睡眠欲といった「生理的欲求」が27種類、承認欲求や達成欲求といった「社会的欲求」が13種類あると言われています。(70種類以上存在すると提唱している心理学者もいます)

 

すべての欲求をすべて満たそうとすれば、確実にこの社会では正常に生きていけなくなるでしょう。

 

多くの人が、自分が重要視する欲求を叶えるために、その他の欲求を我慢しながら生きているのです。

 

中には欲求を我慢できずに法に触れることをしてしまい、人生を棒に振ってしまう人もいたりします。

 

特に現代では、物も情報も溢れかえっている為、欲望が芽生えやすい時代であると言えます。

 

絶対に将来成功したいと思っていても、これらの誘惑によって、つい欲望に負けてしまうということは、多々あることです。

 

しかし、「毎日決まった時間に1時間程度自由な時間を作り、欲望を満たそうとしても良い」と思うのです。

 

なぜならば、「一日の中で欲望に負けそうになり、集中力が下がってしまう時間がもったいないから」です。

 

 

1時間の自由時間を徹底するメリット

 

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例えば一流のプログラマーになりたいという大きな夢を持っているとします。

 

毎日学校が終わってから(社会人であれば会社が終わってから)独学やスクールに通いプログラミングの勉強をしますよね。

 

しかし、多くの場面で自分の欲求が邪魔をしてくるはずです。

 

「帰りに友達と遊びたい」「テレビやYouTubeを見たい」「恋人とデートをしたい」「趣味に没頭したい」「ゆっくりお風呂に入って早めに寝たい」「お酒飲みたい」といったように、実に様々な誘惑が頭の中に浮かぶでしょう。

 

その一つ一つの欲望に対して、「あーやりたいな」「ちょっとぐらいいいかな」「いやでももっと頑張らなくちゃだけだ」というように、その都度心の中で葛藤していくはずです。

 

もしかしたら欲望を叶えられない悲しみでテンションが下がってしまう可能性もあるでしょう。

 

半日何となく集中できず、悩んだ挙句に結局欲望に負けてほとんど勉強ができないなんていうこともあるかもしれませんよね。

 

このような「無駄な時間」「悩んでパフォーマンスや集中力が落ちる時間」があるのであれば、毎日決まった時間に「自由時間」を設定し、その時間に「やりたいこと」を詰め込んでしまえば良いのです。

 

ゲームがしたいと思ったならば、「よし、今日の自由時間にゲームしよう」と決めて、次の瞬間にはプログラミングの勉強に戻るのです。

 

「趣味に没頭したい」のであればその日の自由時間で趣味を行えば良いですし、「お酒を飲みながらYouTubeが見たい」のであれば、自由時間で行えば良いのです。

 

こうすることで、確実に「欲望との葛藤の時間」大幅に減少しますし、何となくテンションや集中力が下がってしまうということも回避できるのです。

 

 

夜に自由時間を設定する

 

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この「自由時間」は、できれば夜に設定した方が良いでしょう。

 

一日頑張ったご褒美という位置づけにすれば、より集中して努力することができるはずです。

 

また、自由時間の後すぐに就寝時間というのは避けたほうが良いでしょう。

 

質の良い睡眠をするためには寝る前の30分は窓を開け換気をして、部屋の酸素濃度を上げると良いと言われていますし、ゆっくりと気分を落ち着かせ、脳をリラックスさせてあげることも重要だからです。

 

 

まとめ

 

今回は、毎日1時間の自由時間を徹底するメリットについて解説してきました。

 

「夢を叶える為には自由時間なんて作れない」と思う人もいるかもしれませんが、自由時間を決まった時間に設定することで、欲望との葛藤の時間やテンションや集中力の低下を防ぐことができるので、結果的により夢へ近づけるはずです。

 

「叶えたい夢がある」という人は、ぜひ「自由時間」を設定してみてはいかがでしょうか?