目標や夢がある人でも、「今日はなぜかやる気が出ないな」という気持ちになることがあるかと思います。
体の疲れやストレス、食べ物や娯楽などの誘惑など様々なことが原因となり、やる気の出ない状態に陥ってしまうものです。
しかし、やる気が出ないからといって休んだりサボったりしていては、ライバルたちに負けてしまうことでしょう。
ビジネスでも、スポーツでも、勉強でも、「やる気の出ない時でもいかにしてやるべきことを遂行する」ことが非常に重要なのです。
この記事では、そんな「やる気が出ない時にすべき事」というテーマについて解説していきたいと思います。
やる気が出ないという状態にある時、考えられる原因は「キャパシティーオーバー」が挙げられます。
人間の体力や精神力、そして集中力といったものは、無限ではありません。
確かに差はありますが、どれだけ偉大な人も体力や精神力、集中力は一般人とそれほど大差はないものです。
例えば、一日の始まりである午前中に大掃除をして、午後から仕事をしたら、間違いなく夕方頃には体力が完全に切れてしまうことでしょう。
もしも午前中から大学入試レベルの難しい勉強を10時間してから、夕方以降に論文を書こうとするならば、間違いなく集中力が切れてしまうはずです。
このように、体力や精神力、集中力をすでに使ってしまっている状態では、新たに何かをやろうとしてもやる気が湧いてこないのです。
他にも、単純に「動きたくない」「ゲームやYouTubeをしたい」「寝たい」など、他の欲望に負けてしまいそうな時にやる気が出なくなってしまうこともあります。
理由は様々ですが、やる気がなくなってしまった時、そのままの状態ではやるべきことを疎かにしてしまうので、「やる気を取り戻す行動を取らなければいけません。
例えば、
①食事を摂ったり、糖分を摂取する
脳はブドウ糖が不足すると思考力に影響が出てしまうものです。
「やる気が出ないな」と感じたら、眠気が襲ってこないように少量だけ食べ物を口にしたり、チョコレートなどの糖分を口にするのがおすすめです。
②「少しだけやってみよう」というマインドを心掛ける
目の前に大変な仕事や作業があると、どうしても「やりたくないな」という気持ちになってしまうものです。
そんな時は、一気に全部終わらせようと思わずに、「とりあえず10分だけやってみようかな」というスタンスで取り掛かるのです。
一度やり始めると、人間は意外と集中して最初に決めた時間以上の動きができるものです。
③時間を決めて、目の前の仕事や作業から離れる
やる気のない状態で嫌々やろうとしても、良いパフォーマンスが発揮できない可能性もあります。
もしも②のような方法でやってみたけど全然ダメという時は、思い切って「やらない」という選択肢を選んでみても良いかもしれません。
もちろん、完全にやらないのではなく、例えば1時間というように「時間を決めて」その場から離れるのです。
一度リフレッシュした後であれば、集中して仕事や作業を行える確率が一気に上昇するはずです。
④自分にご褒美を用意する
動物と同じで人間もご褒美があることで頑張れたりするものです。
ご褒美の内容は、食べ物でも飲み物でも、ユーチューブやゲームなど何でもOKです。
「今日はこれが終わったら風呂入って寝る」という感じでも大丈夫です。
ご褒美を設定するだけで、すんなりと仕事や作業を始めることができますし、始めてしまえばご褒美の待つゴールまで辿り着きたくなる心理が働くので、思った以上に早く終わらせることができたりするものです。
⑤そもそもやる気がなくても無意識にできるように「ルーティーン化」する
一番最強の方法がこの「ルーティーン化」です。
朝起きて歯を磨くように、「この時間には必ずこれをやる」と決めつけて、数ヶ月間何があってもそのルールを守るのです。
そうすることで、数か月後には「何も考えなくてもその時間になったら行う」ことができるようになります。
むしろ、その時間に仕事や作業をしなければ気持ち悪くなってしまうくらい「ルーティーン化」できれば、心の葛藤をしなくてもよくなるのです。
今回は、やる気が出ない時にすべき事というテーマについて解説してきました。
やる気がなくなってしまう原因も様々ですが、そんな時でも「できるようにする方法」もまたいくつもあるものです。
もしもやる気が出なくなってしまった時は、ぜひここで挙げたような方法を試してみてはいかがでしょうか?