コロナ過の影響によって、副業を始める人が急増しており、この流れは2021年以降も確実に続いていくはずです。
「正社員ならば安心」という時代は、もう過去の常識となっているのです。
世界中と繋がれるネット社会ゆえに、ネットビジネスの副業をする人が非常に増えていますが、ビジネスを進めていく上で重要なポイントがあります。
それは「顔出しするのかしないのか」という問題です。
サイトやブログ、TwitterにInstagramといったように、ネットビジネスに必須なツールは、顔写真を公開することでファンを増やせる可能性を上げることができる反面、誹謗中傷などを受ける確率も上がってしまうのです。
この記事では、そんな「ネットビジネスで顔出しするメリットとデメリット」について解説していきたいと思います。
まず最初に言っておきたいことは、「ネットビジネス=顔出しが必須」ではないということ。
プラットフォームを利用してビジネスをするにも、自分のサイトでサービスや商品を販売するにしても、「氏名や住所、電話番号」の記載は必須となるので隠すことはできませんが、「自分自身の顔」は非公開で全く問題ありません。
顔出しせずとも、確かなスキルや優れたサービス、魅力的な商品であればビジネスを成功させる確率は高くなるでしょう。
最近では、「ユーチューバー」や「インスタグラマー」「ライバー」といった顔出しすることが必須と言えるビジネスが目に付く為、「ネットビジネス=顔出し」というイメージが付いているかもしれません。
しかし、例えばアフィリエイターやWEBライター、プログラマー、イラストレーター、ドロップシッピング、インターネットオークション(せどり)といったように、顔出しをせずに問題なく稼げる仕事も非常に多いのです。
前記した通り、ネットビジネスに顔出しは必須ではありませんが、顔出しした方が結果を出しやすいというのも確かです。
Instagram、TwitterといったSNSやYouTube、自分のサイトやブログなどに自分自身の顔写真を掲載するだけで、格段に信用性がUPしますし、各ツールの文章やコメントなども顔写真があるだけで、「この人がこんな風にしゃべっているんだろうな」とイメージしやすくなります。
扱うスキルやサービス、商品の魅力だけではなく、それを売る人自身の魅力もプラスしてビジネスが行えるので、成功確率もファンの獲得率も高めることができるのです。
「自分は顔も良くないし顔出ししたらマイナスの印象を与えてしまう」と思う人も中にはいるかもしれません。
確かに、男女問わず「外見が良い」というのは大きなメリットですし、ネットビジネスをするにあたって非常に大きな武器となります。
しかし、外見に自信がなくとも、「清潔感」さえ注意していれば大きな問題とはならず、必ずファンになってくれる人は出てくるでしょう。
もしも顔出しせずにネットビジネスをしていて、思うような結果が出せていないという人は、思い切って顔出ししてみることで結果が変わってくるかもしれません。
ここまで、ネットビジネスで顔出しするメリットを解説してきましたが、「顔出しすることでデメリットとなることもある」ということも認識しておかなければなりません。
顔出しすることで具体的にどのようなデメリットが生じるのかというと、
ということが挙げられます。
最近では副業を認める企業も増えてきているので、副業OKであれば顔出しすることも問題ありませんが、副業禁止の会社で顔出しによってバレてしまうと、大きな問題に発展してしまう可能性があります。
このことからも、副業禁止の会社に勤めているならば顔出しはしない方が良いと言えるでしょう。
また、ネットにおける誹謗中傷は、ここ数年大きな問題となっているように、人の心に傷をつけてしまいます。
残念ながらそういった心ないネットユーザーが一定数存在するので、顔出しすることでそういった人たちの標的になってしまうリスクが生まれてしまうのです。
あまり誹謗中傷を気にしないタイプの人であれば問題ありませんが、気にしてしまうという人は顔出ししない方が得策と言えるかもしれません。
今回は、ネットビジネスで顔出しするメリットとデメリットについて解説してきました。
ネットビジネスで顔出しすることで、信用性が高めることができる一方で、副業が会社にバレてしまったり、誹謗中傷を受ける可能性も出てきてしまうのです。
こういったメリットとデメリットを認識しながら、自分に合った方を選択することが非常に重要と言えるでしょう。