お金だけじゃない!フリーランスになる為に必要な心と体の作り方

フリーランス

 

昭和や平成初期の頃の「仕事」と言えば、「会社で出世をしていくこと」が目的になっていましたが、現代では仕事に対する目的意識も多様化してきています。

 

ある人は一昔前の常識を今も信じて出世のために働き続け、ある人は次々に待遇の良い企業へステップアップしていき、ある人は自らのスキルを武器にフリーランスという生き方を選びます。

 

職業選択の自由がある日本では、自分の価値観に合った仕事に就けるのです。

 

多くの人がフリーランスへの憧れを持っているかと思いますが、企業という後ろ盾がなくなる以上、確かなスキルと考え方を身に付けていなければフリーランスとして成功することはできないでしょう。

 

この記事では、そんな「フリーランスになる為に必要な心と体の作り方」について解説していきたいと思います。

 

 

 

フリーランスになる人は意外と増えていない

 

実は、専業でフリーランスとして暮らしている人たちの人口は、約200万人程度と言われており、意外と少ない割合となっています。

 

「これからは個のスキルが重要」という時代の風潮と比べると非常に意外ですよね。

 

個のスキルを副業として活用する人は増えていますが、やはり本業としてフリーランスで生きるためには、かなり大きな勇気が必要だということでしょう。

 

 

フリーランスとして生きる為にはまずお金(貯金)が必要

 

フリーランスとして生きていくためには、クライアントを満足させリピーターになってもらう「確かなスキル」が必要です。

 

しかし、確かなスキルがあったとしても、フリーランスを始めたばかりの頃は収入も安定しない為、ある程度の金銭的な余裕があった方が安心です。

 

フリーランスになる人の中には、「勤めていた会社が嫌になって勢いで辞めてフリーランスになった」「スキルを身に付けてすぐにフリーランスになった」という人が結構いたりしますが、これは非常にリスクの高い選択だと言えます。

 

実際に始めてみたらフリーランスとして生活費を稼ぐほどのスキルになっていないことに気が付いたり、会社員時代では不要だった税金や経費などを管理しなければいけなかったり、や生活リズムなどが掴めなかったりで、一定期間はフリーランスとして安定できないものです。

 

これらの「フリーランスになる為のリスク」を軽減するには、安定した収入を得られるようになるまでのお金を会社員時代に貯金しておくことが重要です。

 

理想としては、「一ヶ月の生活費×6ヶ月分」程度は貯金しておきたいところです。

 

ちなみに、不必要な支出を抑え、生活費自体をある程度抑えるという努力が必要なのは言うまでもないでしょう。

 

 

フリーランスになる為には心と体もフリーランス仕様にする

 

フリーランスとしての確かなスキルやある程度のお金が重要なのは前記した通りですが、それらと同じくらい重要なのが、「心と体をフリーランス仕様にする」ということです。

 

会社員であれば、大きな怪我や病気をしても、「傷病手当金」を受けることができます。

 

しかし、フリーランスになると、「怪我や病気で休む=その間の収入が0になる」ということなので、体のメンテナンスは会社員時代よりも入念に行う必要があるのです。

 

ストレッチや筋トレ、マラソン、ジョギングといった運動を習慣化するのはもちろん、食事や飲み物といった点でも栄養やカロリー、脂質、糖質といった部分を注意しなければなりません。

 

そして、心の面でも会社員時代とは変えていく必要があります。

 

会社員時代とは違い、すべての責任が自分自身にあり、仕事の裁量もすべて自分次第となるので、「サボろうかな」とか「後でやろう」というマインドでは絶対にフリーランスとして成功することはできません。

 

作業環境をしっかりと整えるのはもちろん、逆算しながら一日の作業予定をしっかりと組んだり、仕事のオンとオフを自分で決めて実行できる強い心でいる必要があるのです。

 

こういった「心と体」の両面を「フリーランス仕様」に変えていくことができれば、実際にフリーランスになってもうまくやっていくことができるはずです。

 

 

まとめ

 

今回は、フリーランスになる為に必要な心と体の作り方について解説してきました。

 

会社にも縛られず、働く時間も休む時間もすべて自分で決められるフリーランスという働き方は、誰もが一度は憧れる生き方です。

 

しかし、実際にフリーランスになるには大きな勇気が必要であり、スキルだけではやっていけない大変な生き方でもあります。

 

軌道に乗るまでのお金はもちろん、心と体もフリーランス仕様に変えることが必要なのです。

 

ぜひフリーランスを目指している人は、これらのポイントをしっかりと理解して計画を立てましょう。