夢や目標に向かって日々頑張っている人は多いかと思いますが、実際に努力をし続け成功を掴み取る人は意外と少ないものです。
しかし、夢や目標を持つことは、日々の活力や高い幸福度を得る為には必要不可欠なものであることも確かです。
特に20代、30代という若い世代の人にとっては、夢や目標は非常に重要です。
この記事では、そんな「夢や目標を成功させるための有言実行のパワー」について解説していきたいと思います。
最近では高校生くらいの年齢から、「プログラマーになりたい」「映像関係のスキルを身に付けたい」といったように具体的な夢や目標を持っていることも多くなりました。
しかし、基本的には高校生くらいまでは、「志望の大学に合格したい」というような目標であるかと思います。
実際に大学を卒業して社会人として働くようになると、自分の実力がどれくらい通用するのかといった社会での「現在地」がより明確になります。
そしてここで大きな選択肢が自分の頭の中に浮かぶのです。
おそらく社会人の7割~8割程度の人は①のような考えで大きな波もなく暮らしていくはずですが、残りの2割~3割くらいの人たちは、②のような野心や向上心を持って暮らしているはずです。
しかし、②を選び、実際に何年も努力し続けて成功を掴む人は、その中でもかなり少ないと言えるでしょう。
例えば、「3年以内に宅建の資格を取る」というレベルの目標であれば、十分に実現可能なレベルですが、「3年後には会社を立ち上げて年商5,000万円規模にする」という夢であれば、現実的に実現できる可能性はかなり低いですよね。
重要なのは、自分の今のスキルや人脈、ポテンシャルを客観的に判断して、絶対に届かないレベルの夢や目標を立てないことです。
人は意外と自分の夢や目標を他の人に言わなかったりします。
それは、もしも叶えることができなかったら「無理なこと言うもんじゃないよ」と馬鹿にされるかもしれないという考えが頭に浮かぶからでしょう。
特に日本人は内向的な人種なので、自分の本心をあまり表に出さない傾向にあります。
しかし、夢や目標は口にしたり紙に書いたりして、「自分以外の人に知ってもらう方が良い」のです。
なぜその方が良いのかと言えば、「宣言したからにはやるしかない」という心理が働くからです。
わざと自分を追い込むと言っても良いでしょう。
人はいつでも健康で機嫌も良いというわけではありませんよね。
ちょっと体調が優れない日や、気分が乗らない日も必ずあったりしますが、夢や目標を宣言してしまったからには「今日は努力するのやめとこうかな」という選択はできなくなるのです。
もちろん、宣言をすることで自分自身にプレッシャーが掛かってしまいますが、高い夢や目標を実現させるためにはそれくらいのリスクを背負っていた方が良いのです。
自分の夢や目標を紙に書くのも良いのですが、その夢や目標に向かって行うべきことをメモに書くというのもおすすめです。
例えば、「〇月〇日までに資格の過去問を○○ページまで終わらす」「〇月〇日までに独立資金を○○円貯める」という感じです。
しかし、ここで一つ工夫を加えます。
細かい目標をページの左側に書き、右側を空白にするのです。
その空白の部分には、「できたのかできなかったのか」を後日記入していきます。
こうすることで、自分が組み立てた目標が成功しているのか失敗しているのかが視覚的に判断できるようになり、途中で夢への進み方を軌道修正することもできるのです。
例えばノートを三分割しても良いでしょう。
左側に目標を書いたら、真ん中のスペースに途中経過を書き、右側に結果を記入する。
視覚で自分の努力を把握することができれば、更に「頑張らなければ」という思いが強くなるはずです。
今回は、「夢や目標を成功させるための有言実行のパワー」について解説してきました。
恥ずかしくて他の人に宣言することができない人は、ぜひ勇気を出して宣言してみてはいかがでしょうか?
間違いなく宣言しないよりも頑張れるはずですよ。