仕事のプレッシャーや人間関係でストレスを溜めていたり、恋人や家族などの事で悩んでいるという人はとても多いかと思います。
人間は大きな悩みを一つ抱えているだけでも、人生の幸福度が下がってしまうものです。
再び幸福度の高い生活を送るには、目の前にある問題を解決することがベストではありますが、時にそういった問題と長期間付き合っていかなければならない時もあるでしょう。
そんな時は、「宇宙」を考えてみましょう。
宇宙を考えることで、心の悩みを軽くすることができるはずです。
この記事では、そんな「心の悩みに宇宙を考えることが効果的な理由」について解説していきたいと思います。
悩みやストレスを軽減したいと考えた時、我々人間がやることといえば、以下のようなことが挙げられます。
思うようにいかない現実に心が壊れてしまわぬように、こういった行動をして何とかコントロールしているわけです。
そんな悩みや不安、ストレスなどの対処法として、「宇宙を考える」という選択肢を加えてみることで、心のコントロールがしやすくなるはずです。
宇宙を考えることでなぜ悩みやストレスを軽減できるのかと言えば、「自分と言う存在がちっぽけであるということを認識できるから」です。
当たり前の事ですが、宇宙はとても広いですよね。
しかし、実際にどれくらい広いかというと、イマイチ想像できないという人は多いのではないでしょうか?
だからこそ、宇宙について考えてみたり調べたりしてみるのです。
例えば宇宙の広さを考えてみましょう。
私たち地球人が住んでいる地球周辺の星たちを「太陽系」と呼びますよね。
太陽、彗星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星が属するこの太陽系だけでも、我々人間にとっては非常に広大な距離です。
「1億4960万㎞」
この距離は地球から太陽までの距離です。
地球一周が約4万㎞ですから、途方もなく離れた場所に太陽はあるわけです。
しかし、そんな太陽系は、「天の川銀河」のほんの一部でしかありません。
直径10万光年ほどの距離に円盤状に恒星や星雲が集まっているの天の川銀河には、約数千億の恒星が存在していると言われています。
太陽系の星たちは、数年億の中の9つほどというわけです。
この時点でよくわからないほどの広さだと感じますよね。
更に、そんな「天の川銀河」の他にも銀河は多数存在しています。
「アンドロメダ銀河」や「子持ち銀河」「大マゼラン銀河」などが有名ですが、そういった銀河がなんと「2兆個」も存在していると推測されているのです。
もちろんその多くは天の川銀河のような大きな銀河ではありませんが、それでも人間の小ささを感じるには十分すぎるほどのデータだと思います。
いかがでしょうか?
こういった宇宙の事を考えたり調べたりするだけでも、いかに太陽系が小さいものなのか、いかに地球が小さいものなのか、いかに日本が小さいものなのか、いかに自分という存在が小さいものなのかを実感できるのではないでしょうか?
そんな小さな小さな自分が抱える悩みや不安、ストレスは、更に小さなものだと思うことができますよね。
何も対処しなければ、悩みやストレスは心が押しつぶされてしまいそうになるほど大きく見えます。
しかし、宇宙を考えるだけでも、そういった負の感情を小さく感じるようにすることができるのです。
銀河などの壮大な宇宙を考えてみるのではなく、例えば「月」を見るというのも非常におすすめな方法です。
なぜならば、月は日常の生活の中で目に見えるものだからです。
精神的に辛くなった時に、空を見上げ月を見つめるだけで、ある程度の精神的な効果は得られるはずです。
「今日は嫌なことが重なったな」「こんな大きな問題解決できないや」というように思い悩んだ時には、夜に窓を開けて月を眺めてみることをおすすめします。
大きな悩みやストレスに対して「宇宙を見たり考えたりすること」が非常に有効であるということがお分かりいただけたかと思いますが、一つだけ注意点があります。
それは、「完全なネガティブ思考の時には行わない方が良い」ということです。
大きな問題が目の前にあり、あまりに精神的に追い込まれすぎている場合に宇宙の事を考えてしまうと、すべてを投げ出してしまいたくなるのです。
「自分が生きている価値なんてないな」「どうでもよくなってきた」というような精神状態に陥ってしまう可能性があります。
そういった意味でも、「何とかポジティブな状態に心を持っていきたい」と感じた時に宇宙を見たり考えたりするようにしましょう。
今回は、心の悩みに宇宙を考えることが効果的な理由について解説してきました。
太陽系や天の川銀河、銀河の個数などを理解しただけでも、宇宙がいかに大きいかがお分かりいただけたかと思います。
そんな「宇宙の大きさや広さ」をぜひポジティブに自分の心に取り入れて、悩みやストレスの軽減に役立てていただければ幸いです。