他人と比べない生き方をしませんか?幸福になる為の近道は○○を気にしないということ

他人と比べない

 

皆さんにはライバルがいますか?

 

「あの人がライバル」と言い切れる人もいるでしょうし、ライバルとは言えないまでも「できればあの人には負けたくないな」という存在がいるという人も多いはずです。

 

しかし、そんな「他人と比べる生き方」は、時に自分の幸福感を下げてしまう原因にもなってしまうため、あまり意識しすぎるのも良くないと言えます。

 

テストの点数やスポーツの結果、学校選びなど、幼少期から他人と比べられながら生きてきた私たちにとっては、「比べる」という行為自体がもはや無意識レベルとなっています。

 

もしも「他人と比べない」という生き方したら、人生はどのように変化すると思うますか?

 

結論から言えば、「今よりも高い幸福感を得ることができる」ことでしょう。

 

この記事では、「他人と比べない生き方がなぜ重要なのか?」について解説していきたいと思います。

 

 

 

人生における「比較」が左右する決断

 

幼少期では、自分自身というよりも親が周囲の親やその子供と比べることで様々なことを決断していたはずです。

 

  • どこの塾に入れるか
  • どんな服を着せるか
  • 私立の小中学校に入れるか

 

多くの親御さんにとって、そんな決断に「見栄」が深く関連していたはずです。

 

そして子供であった自分自身が大人になっていくと、自分が他人と比べながら多くの事を決断していくことになります。

 

もちろん、自分の意思で「あれがしたい」「こうなりたい」と選択する場面も多いかもしれませんが、他人と比較しながら選択した決断も多いはずです。

 

特にあらゆる便利で楽しい物が溢れ返っている現代では、「他人よりも良い物を所有して優越感に浸りたい」と思ったり、良い学校や良い会社に入る、良い車に乗るなど「他人よりも良い暮らしをしたい」と思うケースは増えていることでしょう。

 

しかし、実際に優越感に浸れるのはほんの一瞬で、その決断によって自分にとって本当に幸福だと感じられる環境を自ら壊してしまっている場合が多いのです。

 

 

他人と比べない生き方

 

ここで記事のタイトルにあった「幸福になる為の近道は○○を気にしないということ」という部分の「○○」がなんなのかを発表しましょう。

 

それは、「世間体」です。

 

自分の友人や会社の同僚、親族などの「身近にいる人たち」はもちろん、社会全体から見た「常識」に捉われながら生きているのは、「世間体」を気にしているということです。

 

しかし、自分自身が幸せかどうかを決めるのは決して他者でも世間でもありません。

 

基本的に「自分が幸せだと思うことをすれば幸せになれる」のです。

 

このいたってシンプルな構造をなぜか私たちは構築することができず、世間体を気にしながら生きていることが多いのです。

 

「どこに暮らす」「どんな車に乗る」「どんなものを食べる」「どんな服を着る」「どんな仕事をする」「どんな時間を過ごす」「誰と一緒にいる」

 

そんなあらゆる選択を、世間体など気にせず選ぶことができたならば、それは「幸せな人生」となるはずです。

 

人間の心理的な言葉で言い換えるならば、「意識を外側ではなく内側に向ける」ということです。

 

自問自答ができる環境を定期的に作れれば、きっと世間体を気にしない選択をすることができることでしょう。

 

 

自分の内側に意識を向ける方法

 

意識を自分の内側に向けると言っても、雑念や時間に追われる状況などによってなかなか実践できなかったりします。

 

そういった時には、夜お風呂に入った後や睡眠前、起床後など自分が比較的リラックスできるタイミングで5分(理想は10分程度)だけと決めて「マインドフルネス」を行うことが有効です。

 

マインドフルネスとは、シンプルに合えば「今に集中する」という行為です。

 

ヨガを行いながらマインドフルネスを行う人も多いですが、自分がリラックス状態であればヨガを行わなくても行うことが可能です。

 

心地良いと思う姿勢で目を瞑り、意識を自分の内側へ持っていきます。

 

慣れると1分もしないうちに理想の状態に持っていけますが、慣れないうちは「今、自分は呼吸を深くしている」「部屋の中で座禅を組んでいる」というように自分自身を実況してみると雑念を取り払うことができ、マインドフルネスが行える状態にできます。

 

深く息を吸いながら、「今の自分」に意識をフォーカスし、心をクリアにしていきます。

 

こうすることで、「本当に大事な物事」が見えてくるのです。

 

他人と比較することよりも自分が良いと思ったことを選択すべきという心理に自然となることができるので、幸福になれる選択をしやすくなりストレスも緩和されていきます。

 

今では多くの成功者たちがこの「マインドフルネス」を活用しているのです。

 

 

まとめ

 

今回は、他人と比べない生き方がなぜ重要なのか?という疑問について解説してきました。

 

他人と比べた時点で、それは自分の幸せではなく「ただ優越感に浸りたい」「劣等感を感じたくない」という他者ありきの幸福感となってしまいます。

 

他人や世間体を気にするのではなく、「自分が心地良いと思える選択」ができれば、実はそれでもう幸せな人生は叶っているのです。

 

ぜひ皆さんも、他人や世間体を気にしすぎず、マインドフルネスを行い「自分の内側の意見」に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?