ローンやクレジットカード借入、リボ払いなどで苦しんでしまう人の特徴と解決策

画像

 

長く続く不況の中、生活をしていくために様々なローンを組んだり借入をしている人は多かったりするものです。

 

また、近年問題となっているのが「リボ払い」です。

 

あまり意識せずにリボ払いで払い続けてしまうと、いつの間にか大きな額になってしまう場合もあります。

 

しかし、裕福ではないものの本来ならば普通に生活できるにもかかわらず、借金に苦しんでしまう人も意外と多かったりします。

 

彼らはなぜ経済的に苦しい状況に陥ってしまうのでしょうか?

 

この記事では、そんな「ローンやクレジットカード借入、リボ払いなどで苦しんでしまう人の特徴と解決策」について解説していきたいと思います。

 

 

 

借入やリボ払いをしてしまう心理

 

画像

 

生活をしていく中で、致し方なくローンや借入、リボ払いをすることも十分にありえます。

 

病気や怪我で生活する上で十分な収入を得ることができなかったり、子供の進学や勤めている会社の経営悪化によって給与が下がってしまったりボーナスが減額されてしまうといった場合です。

 

しかし、そういった状況下ではないにもかかわらず借入やリボ払いをしてしまう人も世の中には多く存在します。

 

  • 元々の性格がだらしない
  • 「何とかなるでしょ」という考えを持つ楽観主義者
  • つい気になった物を購入してしまう「浪費癖」がある
  • ストレス発散に買い物をしてしまう

 

このようなタイプの人は、徐々に借入額が増えてしまい、気が付いたころにはかなり大きな額になってしまっていることが多いのです。

 

 

特にリボ払いには注意が必要

 

近年、リボ払いによって借金に苦しむ人が増えてきています。

 

リボ払いは、まとまったお金がなくても大きな買い物ができてしまうので、その便利さゆえについつい買いすぎてしまいます。

 

「毎月の出費額をコントロールすることもできるから便利」とリボ払いを使い続けてしまうと、いつの間にか膨大な借金額となります。

 

「分割払い」であれば、購入時に決めた回数を払い続けることで商品の購入代金は払い終えることができますが、リボ払いの場合は「支払額を自分で設定できてしまう」という特性ゆえに、意識を強く持たないと負のスパイラルに陥ってしまうのです。

 

 

解決策は「収入を上げる」「節約生活をする」「債務整理をする」の3つ

 

もしもローンや借入、リボ払いで借金額がかなり大きくなったことに気が付き「これはまずい」と思ったならば、その時点で返済に向けて意識を変えなければなりません。

 

解決するには、「収入を上げる」「節約生活をする」「債務整理をする」という3つの方法が考えられます。

 

 

収入を上げる

 

現状の収入で毎月の返済額を増やすことができない状況ならば、収入を上げることで解決させることが可能です。

 

働き方改革によって副業を認める企業も増えてきているので、月に3万円程度の収入を上げることはそこまで無理というわけではありません。

 

数年間は返済に力を入れると決意し、副業などで収入を上げるのは、非常に健全な解決方法だと言えるでしょう。

 

 

節約生活をする

 

もしも本業の労働時間が長かったり、副業をするほどの体力と気力がないという人は、節約生活をして支出を下げる方法がおすすめです。

 

また、節約生活をしながらも、保険の見直しなども行っていくべきです。

 

電気代やガス代、食材、洋服代など、意識を変えるだけで意外と大きな金額を節約できるものです。

 

1つ1つの項目ではそれほど大きな金額にはなりませんが、合わせると2万~3万円くらい節約することも十分に可能だと言えるでしょう。

 

数年間節約生活をすれば、借金額も大幅に減少(惜しくは完済)しているはずですし、節約生活が習慣化できていれば生涯に渡って支出を抑えた生活をすることができるでしょう。

 

 

債務整理をする

 

今回挙げた解決方法の中では、一番選択したくない方法が、この「債務整理」です。

 

借金額が非常に大きくなってしまい、収入を増やしたり節約生活をしても支払いが楽にならないという場合には、債務整理を検討してみましょう。

 

債務整理は、主に3つの選択肢が考えられます。

 

任意整理

 

取引開始時にさかのぼり利息上限法の上限金利に引き下げることで返済額を減らす方法です。

 

裁判所を通さず、個人と貸金業者との間で交渉することで借金額を減らすことができます。

 

 

個人再生

 

個人再生は、裁判所に追う仕立てを行い借金額を減額してもらうものです。

 

借金額をおヨロ5分の1程度に減らせるので、かなり生活を立て直せる確率は高いと言えるでしょう。

 

官報に名前が載ってしまうので、会社などに知られる可能性はゼロとは言えません。

 

 

自己破産

 

この3つの解決法の中で最も避けたいのが「自己破産」です。

 

裁判所に借金の支払いの責務を免責してもらうわけですが、官報に掲載されるだけでなく自宅や車などの資産を手放さなければならない場合もあるのです。

 

その問題の大きさや「破産」という言葉の響きから、精神的に大きなショックを受けてしまう可能性もありえます。

 

 

まとめ

 

今回は、「ローンやクレジットカード借入、リボ払いなどで苦しんでしまう人の特徴と解決策」について解説してきました。

 

致し方なく借金をする人がいる一方で、だらしなさや意識の甘さゆえに借金額を増やしてしまう人が大勢いるのも事実です。

 

気が付いた時には大きな額になっている可能性も高いのですが、良いタイミングだと認識して、ここで挙げた解決法を実践していくようにしましょう。