学校で勉強する数学や国語、日本人以外の人とのコミュニケーションを取る為に必須と言える英語はもちろん、逆算力や交渉力、コミュニケーション能力といったように、社会の中で活躍する人材になる為には様々なスキルが必要となります。
そんなあらゆるスキルの中でも、絶対に外せない「成功するために必要なスキル」が存在します。
それは、「自制心」です。
自制心とは、「自分の欲望や感情を上手にコントロールする精神」の事です。
資質としてある程度の自制心が備わっている人もいますが、多くの人は欲望や感情に負けてしまうことが多いので、しっかりと自制心を養う(学校や会社での経験を元に身に付ける)必要があります。
この記事では、そんな「自分自身を律する自制心の養い方」について解説していきたいと思います。
世の中には、「実力があるのになぜか成功できない人」が一定数存在します。
その「成功できない理由」は様々ですが、大抵の場合は「自制心が足りない為に寄り道を繰り返してしまう」からだと言えます。
ゲームやYouTube、スマホアプリに友人との遊びや飲み会、恋人とのデート。
人生には多くの誘惑があるものです。
それでは、そんな誘惑をしっかりとブロックすることができる「自制心の養い方」を挙げていきましょう。
「書いてチェックする」という行動は、個人においても組織においても非常に有効な律する方法です。
手帳やスマホの予定表に自分のすべき事を書き出す(打ち出す)ことで、可視化することができます。
この時注意しなければならないのが、「絶対にしなければならないこと」を書くということ。
「20時~22時まで数学と英語の勉強」
「18時から18時30分まで筋トレ」
というように細かく書き、一日の終わりに実際に実施できたかどうかをチェックします。(どれくらいできたのか点数を付けると尚良いでしょう)
もしも実施できていない場合は、「×印」を付けておけば、自制心が足りなかったということが目で見てわかります。
この習慣を長期間続けていけば、次第に自制心が養われ、成果と結果を出せる人間にランクアップしていけることでしょう。
自制心が崩れる時というのは、「あ、私今めちゃくちゃ欲望に負けそうになっている」というように意外と自分自身で気が付いていることが多かったりします。
そんな時に、「10分だけ(5分でも可)待ってみよう」という癖を付けてみるのです。
一定の時間を置くことで、衝動感が薄れ冷静に物事を判断できるようになります。
「自分の欲望に負けそうな時は10分我慢」というスローガンをお正月に立ててみたり、友達に公言してしまうといった方法を使うと効果がより高まるでしょう。
自制心が低く、いつも後悔ばかりする人もいるかと思います。
「ダイエットしているにお菓子を食べちゃった」
「勉強しなきゃいけないのにゲームを長時間してしまった」
自制心が低いと、結果的に失うものが多くなってしまいますよね。
この「失うもの」を先に思い浮かべる癖をつけることで、思い留まる習慣を作ることが可能になります。
「犯しを食べ過ぎたことで更に太ってしまった自分」を思い浮かべるのも良いですし、「見るも無残な点数のテスト用紙」を思い浮かべるのも良いでしょう。
ビジネスに瞑想を取り入れてパフォーマンスを飛躍的に上げよう!
近年マインドフルネス(瞑想)を行う人が非常に増えています。
特にビジネスで成功を収めている人たちの中では当たり前の日課となっており、確かな効果を得ることができる方法と言えるでしょう。
マインドフルネス(瞑想)を行うことで、「今」に集中することができます。
「今自分はどんな状態なのか」に集中することで、物事を冷静かつ論理的に判断できるようになるのです。
日課としてマインドフルネスを続けていけば、「客観的に物事を判断する力」が付き、自制心を養うことに繋がるのです。
ここまで、「自制心の養い方」を挙げてきましたが、実は「自制心は使いすぎると疲れてしまうもの」でもあるのです。
自制心を筋肉に例えたりもします。
自制心をとことん鍛えて、24時間365日自制心を高めた状態でいられれば、どんな人でも大きな成功を収めることができますが、実際には残念ながらそういったことは不可能なのです。
この性質を踏まえると、「あまり短時間に自制心を使いすぎない方が良い」と判断できます。
ダイエットを例に出してみましょう。
前記した自制心を養う方法を実践し、起きている時間(8時間睡眠として16時間程度)の内15時間程度頑張って自制心を高いレベルで保ったとしても、自制心を保つことに疲れた後の1時間でお菓子やケーキを食べたり、ジュースを飲んでしまったりするわけです。
このような失敗をしない為にも、定期的に自制心を高めすぎないリラックスできる時間を作ることも非常に重要だと言えるでしょう。
今回は、自分自身を律する自制心の養い方について解説してきました。
上記のような方法を長期間実践することができれば、きっと欲望や感情に負けない自制心を身に付けることができるでしょう。