暑い場所では、どうしても汗をかいてしまいます。メイク崩れの原因になる顔汗…どうにかして対策は出来ないものでしょうか。
そこで、今回は顔汗をなるべく抑える方法をいくつかご紹介します!
湿気が多くじっとりとした環境にいる時や、周囲の温度が大きく変化した時(例えば暑い屋外と涼しい室内間の移動)など、血流が急激に変化することにより汗が出ることがあります。
特に夏は、屋外と室内の温度差が激しく、汗をかきやすい季節です。
近年、日本の夏は私たちの常識を超える気温の高さを記録し続けています。
そんな日本の夏で汗をかかない生活というのは、極めて難しいでしょう。
汗をかくということは、実は肌にとって良いことが多いのですが、やはり女性としてはメイクが崩れてしまうというデメリットを感じてしまいがちですよね。
今回ご紹介する方法は、汗を完全にシャットダウン!という訳ではありません。しかし、ここぞという時に対策をしておけば、綺麗なメイクの仕上がりで過ごせると思いますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
身体の「静脈」を冷やしてあげることで、そこを通る血液が冷却されるため、一気に体温を下げることができます。外出時などで保冷剤を持っていない場合には、冷たいペットボトルや缶ジュースなどでも代用可能ですよ。
暑い場所に急に出たときにこの方法を行うと、5分程でスッと汗が引いてくると思います。
一度体温を下げておくと、その後もしばらくは顔汗をかかないのでおすすめです。
静脈の位置は、首・脇の下・脚の付け根などが分かりやすいでしょう。
顔汗対策に一番有効なのは、耳の後ろから首筋にかけて走っている大きな静脈です。
ですので、顔汗対策には首の静脈を冷やすことが最も効果的です。
先ほど説明した静脈が通っている部分を、保冷剤などで抑えて冷やしていきます。
順番に、左右両方冷やしましょう。
脇の下のツボを刺激することで、顔の汗を止めることができるという効果があります。
そこで、女性特有のブラジャーを使って、脇の下のツボを刺激してみましょう。
変わった方法ですが、意外と効果があるので試してみる価値ありかなと思います。
汗をかき始めたら、トイレなどに行って、胸を締め付けるくらいブラジャーのホックを詰めます。
後は扇子や扇風機などでとにかく身体に風を当てて、汗を引かせましょう。
数分経つと、汗が徐々に引いてくるのが分かるかと思います。
※ブラジャーのホックを詰め過ぎて、体調が悪くなっては元も子もありません。体調の異変を感じるようであれば、すぐに中止して下さいね。
この方法は、半側発汗という皮膚圧発汗反射の現象を利用した方法です。
半側発汗とは、片側の側胸部や脇を圧迫すると、圧迫した側の発汗が抑制されて、反対側の発汗が増えるという現象です。
舞妓さんが着物姿でも顔の汗を抑えられているのは、着物の帯の締め付けによる、上半身の半側発汗の効果という話もされています。
しかし、残念ながらこの方法は一時的なものです。長期的な対策方法ではありません。
汗が気になるなと思った時に行うのが良いと思います。
また、衣服の上からでは効果がありませんので、ノースリーブやランニングTシャツなど、脇が露出できる衣服で行いましょう。
顔にじわりと汗を感じたら、脇を手のひら全体で抑えましょう。
右脇と左脇を交互に、それぞれ1~2分ほど抑えていると、顔のじっとりとした汗が緩和されます。ただし、一時的なものですので、抑えている間のみの効果です。
右脇のときは右側、左脇のときは左側の顔の汗が抑制されます。
汗っかきという人は、単に暑いからだけでなく、普段の不規則な生活も大きく関係していると言われています。
ジャンクフードばかり食べていたり、寝不足が続いたりしていませんか?
そのような生活が続いていると、汗をかきやすくなるだけでなく、体調を崩して気温差に適応出来ず、最悪倒れてしまうなんてことになりかねません。
外部からの対策だけで顔汗対策をするのではなく、生活習慣を改善することで、内側から顔汗の改善にも取り組んでいくようにしましょう。
外部からの対策に加え、適度な運動、栄養バランスが整った食事なども心がけることで、じっとりとした嫌な汗を抑制することができ、メイク崩れも心配せずに過ごすことができるようになっていくのではないでしょうか。
女性にとって夏は汗によるメイク崩れに悩まされる季節です。男性のようにおしぼりで顔を拭いたり洗ったりできないから困りますよね。
今回ご紹介した顔汗対策と、生活習慣の改善に取り組んで、暑い夏をぜひ快適に過ごしてみてはいかがでしょうか!