糖質制限はダイエットにならない?普通の食事に戻すとどうなる?

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未だにダイエットで糖質制限をしている人は多いけど、痩せて普通の食事に戻った後の事は考えていない人は多いし、糖質制限はダイエットにならないようです。

 

この世はどうにも、ちょっと太ってしまうとすぐダイエットに走る人が多いのですが、人類は少し脂肪が付いて居る位が健康体だと言われているので、完全に脂肪を落とそうと言う考えは改めた方が良さそうです。

 

少し脂肪が付いている方が寒さを少し軽減したり内臓を冷えから守ってくれたりするので、脂肪を絶対悪の様に見ないで欲しいのです。

 

また人類はその昔に氷河期を経験している種族なので、その氷河期の頃に獲得した機能で脂肪を身体に付きやすくしてしまうのですが、その機能が活性化してしまうと身体に脂肪が付きやすくなってしまうと考えられるのです。

 

なので、出来れば糖質を制限するダイエット方法でダイエットはしないで欲しい所なんですが、この糖質を制限すると脂肪が付きやすいメカニズムを分かっていない人が多い気がします。

 

今回は、糖質制限ダイエットをしていると起こる恐ろしい事や、リスクを紹介して行こうと思います。

 

 

 

人体が1日に消費する糖質を100とした場合、そのうち70を消費するのは脳である

 

毎日糖質が含まれているご飯やパン、砂糖の様に甘い食品を食べる機会が多いですが、これらは食べ過ぎると肝臓で脂肪に変換されて皮下脂肪や内臓脂肪として身体に蓄積されて行きます。

 

しかし、ある程度の量を食べ過ぎても身体には何の変化も出ずに、普通の健康体で更に太っても痩せても居ない様な体型を維持し続けているのです。

 

既定の量と言うか、必要量だけを食べ続けられていれば普通は摂取した糖質は脂肪になることは無く、燃焼されてエネルギーとして使われて無くなって行くので、あまり過剰に糖質を制限した生活をするのはお勧め出来ません。

 

また、身体が1日に消費する糖質を100とした場合、脳で消費する分は70にもなるので、糖質を制限し続けると脳が段々疲弊して行ってしまうと考えられるのです。

 

疲弊した脳では状態的に糖質不足になっているので、いつもお腹が空いている信号が身体に発令されているので、ついつい間食しがちになっていったり甘味ばかり食べる様になって行きます。

 

そして、脳が慢性的に糖質不足になると思考力が低下して知的な仕事をするのが難しくなったり、細かい事を考えたり出来なくなったりする可能性もあるので注意して欲しいですね。

 

中には慢性的な糖質不足が原因で認知症の様な症状を発症してしまう人も居るそうなので、糖質制限ダイエットをしているまたはしようとしている人は、やるのを考え直した方が良さそうです。

 

 

糖質を制限して食べないで居ると、糖質を食べていないのに脂肪が付いてくる

 

糖質制限して必要最小限の糖質しか食べていない状況が続くと、何故か脂肪が身体について来る現象に苛まれる人が増えて行きます。

 

つまり、少ししか食べていない糖質から脂肪を合成していると言う事になるでしょう。

 

糖質、つまり炭水化物を食べない様にしている人が多いですが、果物や野菜は積極的に食べている傾向にあるので、特に果物から摂取した糖質を身体は有効活用している可能性が高いです。

 

毎日ツラいダイエット生活をしていたけど、とうとう精神的に限界になってダイエットを止めて、食べたかったものを飲んだり食べたりしてダイエットには全く効果が無い太る一方になるだろう?的な食事をし続けて1週間経ってから、久しぶりに体重家に乗ったら何故か、ダイエットをしていた頃より2kgも減っていた!と言う人も居るので、人体とはかなり摩訶不思議な器官だと思った方が良さそうです。

 

ダイエットしていると痩せず、逆に太ろうと思って暴食した方が痩せた!と言う現象が起きている人は多いので、最近糖質制限ダイエットで成果が上げられていない人は、時にはダイエットを諦めてたくさん食べてみるのも面白いかも知れません。

 

 

糖質制限ダイエットに成功して理想的な体型になった後、普通の食事にするとリバウンドが激しい

 

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糖質制限ダイエットに成功した人が、成功後に普通の食事に戻した食事をし始めてからと言うモノ、リバウンドが激し過ぎてすぐに糖質制限ダイエット生活に逆戻りした!と言う話はよく聞きます。

 

今の今までご飯もパンも食べない様な生活をし続けていたので、普通食に戻した途端に脂肪に変換されて行くのです。

 

今までの状態は、糖質が枯渇しそうな状態で更に脳では「もしかしたら飢餓状態なのかも知れない?」と思い込んでいた節があるので、それで急にご飯やパンを食べる生活になって行った途端、また次の飢餓状態が訪れてもエネルギーが足りなくならない様に溜めておこう!と言う無意識の思考が働いて、それで激しいリバウンドに陥ってしまうと考えられるのです。

 

ダイエット中でも時々、息抜きの暴食をするなどのタイミングを作っていれば脳も飢餓状態か?と勘違いしなくて済んだかもしれないので、ダイエットをしている人は過剰に熱心になり過ぎない事をお勧めします。

 

 

まとめ

 

どうしても人体は食べ過ぎたり運動しなかったりして居ると太りやすいのですが、程々に食べて程々に運動している生活にしていけば、あまり太らなくなってくると思います。

 

たくさん食べ過ぎた回があったら、次の食事は少し減らしたりするなどの対策をして、1日の食事の量が合計するといつもと同じ様になって行ければ理想的です。

 

また、食事だけでダイエットを制御するのは難しいので、少し歩いてみたり走ってみたり、自転車で5km走行してみるなどの軽い運動も取り入れてダイエットして行くと良いでしょう。