歯磨きで歯ぐきから流血!? 意外と知らない怖い症状とは?

トング2

 

毎日なんとなく朝晩またはお昼も歯磨きをしている人の方が多いと思いますが、歯磨きをしている時に時々歯ぐきから血が出てしまった事がある人も多い事でしょう。

 

うっかり歯ブラシの毛先で歯ぐきを擦り過ぎてしまったりした時や、歯周病などが原因で血が出てしまう事があるのです。

 

また、あまりゴシゴシと歯茎の方までブラシを動かし続けていると、歯茎の表面が摩耗してしまうので血が出やすくなってしまう場合もあるのです。

 

普段は血が出ても、うがいをして終わりにしてしまうと思いますが、出来ればそのうがいは殺菌効果のあるうがい薬などを入れた方が良さそうです。
血液に細菌が入ってしまう可能性がある
実は、どこかの傷口や歯茎からの流血などから外部の細菌が血液に入り込んで、血液全体に細菌が感染してしまう人が増えているそうです。

 

血液に細菌が感染すると一体どんな症状が出るのか、どんな治療をして行くのかを紹介して行こうと思います。

 

 

 

歯ぐきから流血 症状①

 

 普段は無菌の血液でも、何らかの原因で血液に細菌が入り込む

 

 

細菌

 

前書きの方でも書きましたが、身体に何らかの細菌が入りやすい原因の一つに歯ぐきから侵入しやすい傾向にはある様です。

 

血液が細菌に感染していた人のその原因を探ろうと、医者の側からは色んな感染ルートの可能性を聞かれるそうなのですが、

 

その時に数ヶ月以内に身体のどこからかを流血する怪我を負った経験があるか?とか、

 

怪我の程度はどれ位だったか?とか、

 

怪我をしていない場合は内臓から入って来たのか?とか、

 

色々聞かれて色々検査もたくさんされるので、自分でも思い当たる節が無いと言う人は検査の中で原因が分かってくる可能性が高い様です。

 

検査が終わって感染ルートが分かったなら良いのですが、実は結構多くの人がまさか、自分の血液が細菌に感染しているとは思いもしないで生活し続けてしまう場合が多いそうなので、検査をして感染ルートが割れるのは稀なのかも知れません。

 

因みに、血液に入り込んでいる細菌を除去する方法ですが、基本的には1~2週間程度入院して点滴で血液を殺菌して行くそうです。

 

血液を完全に殺菌し終わると退院出来るので、もし血液に細菌が入っていると言われた場合は、この位の時間がかかると思って準備しておくと良いでしょう。

 

 

歯ぐきから流血 症状②

 

 血液に細菌が入っていると分かるきっかけの症状は、風邪に似ている

 

 

血液に細菌が入り込んだ!治療しなければ!とすぐ分かれば良いのですが、殆どの人がこの症状に気付かないことが多いのが困りどころです。

 

実は最初の方は風邪を引いた様な症状になりやすいので、多くの人が風邪か?と勘違いしてしまうのです。

 

ただ、風邪とは全く違う原因なので、当然風邪薬を飲み続けていても症状が良くならないのです。

 

この時、風邪薬を飲んでいるのに全然症状が緩和されない事を怪しんで、かかりつけ医や耳鼻咽喉科または循環器科などを受診してみると、

 

受診してようやく血液に細菌が感染している事が分かるかまたは、分からなくて別の大きめの病院に転院させられてやっと分かると言う感じになる様です。

 

感染している時の風邪の様な症状が初期状態だとすると、中期に入って来ると今度は38℃程度の熱がずっと下がらない様になって行きます。

 

また、呼吸が少しキツくなる様な感覚になるので、今のご時世では新型コロナかな?と思ってPCR検査を受ける人が多いのですが、

 

検査は殆どの人が陰性になるので原因が分からない症状と言われる場合が多いのです。

 

更に症状が重くなってくると身体を動かすのも困難になって来るのですが、この段階になると命の危険が高まるので、

 

出来れば熱が出始めた頃にはどこかの医院または少し大きめの病院を受診する事をお勧めします。

 

 

歯ぐきから流血 症状③ 治療法

 

 血中の細菌が心臓や血管に転移すると

 

 大手術しなければならない症状に陥る

 

 

血液に感染している細菌が、血液だけにとどまっているのならまだ点滴治療だけで済むのですが、

 

中には心臓や心臓の弁、大動脈に感染して手術をして人工弁や人工血管に交換したりまたは、心臓の手術が必要になる場合があるので本当に注意して欲しいですね。

 

心臓に細菌が付着して感染してしまうと、細菌性心内膜症と言う症状になってしまうのですが、これに感染すると一命を落とす危険も伴うような状態になる可能性が高まるので、本当に注意して欲しいのです。

 

心臓の弁や大動脈に感染していて人口のモノに交換する手術をする場合は、簡単に心臓の手術が出来るカテーテル手術は出来ないので、開胸手術になることだけは確かです。

 

弁の交換や大動脈の交換の際には心臓を一時的に止めて人工心肺に繋がれることが多いので、基本的に体力が無く衰えていた人の場合は命の危険があるのです。

 

血液が細菌に感染した場合の治療法は点滴で割と楽な方法でしたが、そんな血液が心臓にも感染してしまうと治療が難しくなってしまうので、

 

体の不調を感じたり熱が何日も続いているのに原因が分からない場合は、早めに病院か医院を受診して行きましょう。

 

まとめ

 

日頃から、歯磨きで口の中を流血状態にしてしまう人はもちろんの事、鼻をほじっていたりかみ過ぎたりして鼻血が出てしまった場合や身体のどこかに流血する程の怪我を負ってしまった場合、

 

血液に細菌が感染する可能性もあるので、鼻の穴の奥以外の肌の部分で流血を確認したら、早めに傷口周辺を殺菌したりうがい薬でうがいをして、血液に細菌が入らない様にして行きましょう。