人種差別で世界中でデモが行われている中で、何故か美白化粧品も差別だと言う問題が浮上している

人種

20/06/24 22:06

 

アメリカの黒人男性が、警察官に取り押さえられた時に首を18秒間も押さえつけられて死亡した事を発端に、再び人種差別問題が海外ではかなり発展している状況です。

 

特に問題の発端となったアメリカでは、連日大統領選挙の集会よりも人種差別のデモの方が活動を大きくしていたりするのです。

 

更に他の世界中の黒人が差別を経験している国々でも、この機会に乗じて自分たちの国でも行われている差別問題を、何とか良い方向に持って行こうとする市民のデモが多く開催されているのです。

 

日本でも、東京都内でデモ行進をしている団体が出てきているので、この問題は他の国だけの問題ではないと認識し始めている人も居る事でしょう。

 

そんな中、何故か日焼けが原因で起こるシミ・そばかすなどのケアに使われる事が多い美白化粧品も人種差別に当たる!と言われたのか何なのか、ジョンソン&ジョンソン(以下J&J)が発売している美白化粧品(シミ消し)を販売している店の陳列棚から撤去する状況が出て来ています。

 

何故?美白化粧品が人種差別になるのか?どうしてその考えに至ったのか、どうすれば美白化粧品から差別問題を引き離せるのか?を、考えてみたいと思います。

 

 

そもそも美白化粧品は、色黒の人が白人になっていく訳じゃない

 

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本当に、そこが最重要問題だと思うのですが、どうも普段から美白化粧品を使う機会の無い肌の皆様は、美白化粧品の意味する所を勘違いされている方が多い気がします。

 

基本的に美白化粧品と言うのは、元々の肌色の人が日焼けで肌が黒くなってしまった所に使う化粧品で、更に言うと日焼けが原因でシミが出来やすくなった肌に、シミの原因になっているメラニン色素の分泌を阻害してシミにならない様にする成分の入っている化粧品なのです。

 

なので、黒人の人が白人に生まれ変われるとか白人崇拝だとかが理由でも、美白化粧品を使うと白人になれる?と言った魔法じみた事が起こせるようなシロモノでは無い事を認識して欲しいですね。

 

因みにシミは、今日焼けして肌が黒くなった時にシミが出て来るのではなく、肌の奥でしばらく眠っていた後の数ヶ月~数年もしくは10年以上先で急に肌の表面に現れるので、出来れば毎日美白化粧品は使った方が良い化粧品になります。

 

 

美白化粧品を使うと、傷跡を徐々に元の肌色に戻してくれる

 

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美白化粧品と言うと、元の肌色から更に肌を白くしてくれる様なイメージを持っている人が多いですが、実は全然そんな事は無くむしろ、元の肌色に戻すための化粧品だと言う認識を持ってもらえると助かります。

 

と言うのも、日焼けが原因で黒くなってしまった肌を元の肌色に戻すだけでは無く、何らかの傷を肌に負ってしまったその傷跡を徐々にじっくりとメラニン色素の分泌を阻害して、黒い色が沈着してしまった肌の色を元の肌色に戻して行くのです。

 

何か虫に刺された部分を引っ掻いてしまって傷になる事が多いと思いますが、その引っかき傷がかさぶたになって治って行く時に、肌に茶色いシミの様な痕が残ると思うのです。

 

その茶色い痕が正にメラニン色素が沈着している部分なので、その痕を早く元の肌色に戻したい場合には、美白化粧品でケアして行く事が重要になって行くのです。

 

傷跡は放っておいても元の肌色に戻る事が多いですが、なるべく早めに素の肌色に戻りたい人が美白化粧品を使って居ると思います。

 

何らかの病の症状でシミが出来てしまう人には、シミ消しの効果のある美白化粧品は無くてはならない

 

美白化粧品
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人によっては、体質などによりシミが出来やすい肌質の人も多く存在しています。

 

また、ホルモンバランスが乱れたり過去に日焼けをし過ぎて居たりすると、少し年齢が進んだ頃に急に一気に顔にシミが出る場合もあるのです。

 

これらのシミをキレイに消して元の肌色に導こうと言うのが美白化粧品の神髄なのですが、これを人種差別問題と同じとか差別に当たると思っている人が少しでも居るとしたら、非常に残念でなりません。

 

シミ消しの効果のある美白化粧品はJ&J以外にも多数存在していますが、今回人種差別問題を考慮して美白化粧品を撤去しているJ&Jに習って、ウチの美白化粧品も陳列棚から撤去しよう?と思っているメーカーも現れるかも知れません。

 

出来れば、そんな考えは抱かずにむしろJ&Jの考えを否定して欲しいと思います。

 

美白化粧品は日焼けしたりシミが出て来た時だけ使って居る人が多いですが、出来れば1年を通して毎日使い続けて行くようにすると、普段から透明感のある肌に導きやすいので、まだ使った事が無い人やこれから何か使ってみたいと思った人は、色々な美白化粧品を使って自分に合うモノを見つけてみてください。

 

 

まとめ

 

人種差別と美白化粧品の機能が結びつく理由は無いとは思いますが、肌を白くと言うより元の肌色に戻そうと言う行為をする人種も居ると言う認識を、多くの人達は持つべきだと思います。

 

多分、美白化粧品の美白の部分が、黒くなっている肌は良くないと思い込んでいる人達が、勝手に差別じゃないかと解釈した結果が今回の美白化粧品は人種差別に当たる?と言う誤解を生んでしまって居る気がします。

 

出来れば、J&Jの会社の中で美白化粧品は差別をしていると思ってしまった人が、後に考えを改めてまた店頭に自社のシミを消す効果のあると言う美白化粧品を並べに言ってくれる事を願います。