東日本大震災の余震とみられる地震が2月13日の深夜に発生!夜に地震が発生した時にするべき事

大震災

 

とうとう今年はあの、東日本大震災が発生してから10年と言う節目の年になっていたので、そろそろ3月11日に向けて節目のイベントの開催を企画している所も多かったと思います。

 

10年の節目に色々な行事を企画している地域もあったり、家族で集まって何かをする予定の人も居た事でしょう。

 

そんな風に10年目の3月11日を迎えようとする約1ヶ月前に、割と大きめの地震が起こったのは何か運命的なのかそれとも、地震を忘れているまたは記憶していない世代へのアピールの様な気がしてなりません。

 

今回の地震は、福島県を中心に震度6強や6弱の地震が襲いましたが、震源が深かったこともあり日本列島の広範囲に揺れが広まって行ったのです。

 

更に、今回は深夜帯に大きめの地震が発生したと言う事もあり、状況を判断するのに時間がかかったりした地域も多かった様でした。

 

と言う事で、今回の様な大きめの地震や大地震が深夜帯などの暗い時間帯に発生した時にするべき行動や、地震が起きる前に準備しておいた方が良い事を考えて行きましょう。

 

 

深夜帯に地震で被害が出ても、特に店などはすぐに確認に行きづらい

 

今回は深夜帯の地震と言う事で、何かしらの店を営業する仕事に従事している人の中でも特に、勤めている店舗と住んでいる家との距離が離れている人には不利だった気がします。

 

店の営業中ならまだすぐ店の被害状況などを確認しやすいのですが、自宅で眠っている間に地震が起きると、まずは自宅の心配をする必要が出て来るからです。

 

タンスが倒れていないか?とか家族の状況が安全な状態を保たれているのか?などを確認してから、やっと店の心配をする事になると思います。

 

飲食店を経営している場合は、店内の皿が割れていないか?とか調味料や材料の瓶類などが割れていないか?などの心配が尽きないと思います。

 

飲食店などの食品を扱う系の店では、皿以外にも材料や備品が揺れて落ちて破損してしまう場合が多いので、非常に気が気ではない状態になっていると思いますが、出来れば冷静な気持ちで対応して行って欲しいですね。

 

他にも、書店や雑貨店などでも陳列棚や本棚の本や商品が、地震の揺れで散乱している可能性が高いので、夜が明けた次の日は店内の片付けに追われる事になるでしょう。

 

普段あまり大地震が来ない地域でも、地震が来た時の備えで陳列棚からモノが飛び出さない様な工夫をして行くと良さそうです。

 

 

家族が心配だ!と言って、車で急に出かけない方が良い

 

地震が起きた後に最も警戒しなければならないのは、沿岸部では津波を警戒しますが山間部の地域では土砂崩れを警戒しなければなりません。

 

13日深夜に発生した地震では、常磐道の相馬ICから新地ICまでの間の区間の路上に、のり面が70m近くえぐられる様に崩れている区間が見つかっているのです。

 

更に、こののり面が崩れた時に偶然通りかかっていた車が巻き添えになっていると言う情報もあるので、深夜の地震の恐ろしさが垣間見えたと思います。

 

車のライトで周囲を照らしているとは言え、急に山肌が崩れて来るのを避けるのは非常に難しいと考えられるのです。

 

また、地震発生からしばらく経っているから大丈夫だろう?とタカを括って出かけた先が山間だった場合、地震の揺れがきっかけになって時間差で土砂崩れが発生する可能性も捨てきれないので、夜に地震が発生して親族や家族の住んでいる家が気になったとしても、出かけるのは明るくなってからにして欲しいと思います。

 

 

日本は地震列島地震大国なので、日頃から何かがあった時に用意しておいた方が良いモノ

 

最近は新型コロナの影響で、避難所に入ると家族ごとにキャンプで使うようなテントの中に入る様になっている様ですが、それでもプライバシーを確保するのが難しかったり、気になると言った場合のために別のテントを持参するのもお勧めです。

 

避難所に行く事になった場合は、何かしらの空間の仕切りになるテントなどのキャンプ系の用品が役に立つと思います。

 

避難所に入らないばあいでも、どこかでキャンプをする様な感覚での避難を考えている人は、普段から外でしばらく過ごせるアイテムを揃えておくのも得策です。

 

非常用のリュックの中に何を入れておいた方が良いのか分からないと思っている人は、まず2泊3日の旅行に出かける位の着替えと、スマホやタブレットの充電に使えるモバイルバッテリー、夜の避難に使える懐中電灯などがお勧めです。

 

それプラス、身分証明庄や保険証やパスポート、印鑑や現金や通帳も持って行った方が良いですね。

 

大事なものはいつも同じ入れ物に入れて持ち出しやすい所に置いておくことをお勧めします。

 

意外と忘れてしまうのがタオル類ですが、バスタオルとフェイスタオルとハンドタオルを合わせて6枚位あるとかなり助かると思うので、メモしておいて欲しいですね。

 

あとは、お湯を沸かしたりしなくても食べられる非常食的な食料を持っていると、避難所や避難先でお腹が空いた時に便利です。

 

 

まとめ

 

今回珍しく、深夜帯に大きめの地震が発生したので、朝になるまで被害状況の確認が進まない恐怖感に苛まれた人も多かったと思いますが、基本的には慌てず騒がず冷静に、最初は自分の周囲の安全を確認する所から始めて、確認し終わってから更に広範囲の安全を確認して行くようにしてください。

 

また、山間部に友人知人家族や親族が居て心配だ!と思っても、明るくなるまでは移動しない様にして欲しいですね。

 

地震の揺れで地盤が緩んだ斜面から急に土砂崩れが発生している可能性もあるので、まずは周囲の安全確認をしやすい明るい時間帯に確認しに行きましょう。