キンコン西野さんは吉本退社?プペル好調の影にオンラインサロン

プペル

21/1/27 23:29 🕘

 

お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんが、所属している吉本興業を退社する可能性があることを示唆するツイートをし注目が集まっています。

 

西野さんは突然、「退社する可能性も含めて、吉本興業と慎重に話し合いを進めています」とし、補足として、「くれぐれも『トラブルが原因』とかじゃないっす!」と説明しました。

 

西野さんといえば、キングコングのツッコミ担当ですが、タモリさんから絵を薦められたことをきっかけにお笑い芸人としての活動からは身を引き、絵本作家に。

 

近年では相方の梶原雄太さんも「カジサック」としてYouTubeをメインに活動していますし、コンビ別々での活動が目立ちます。

 

特に西野さんは最近、ニュースになることも多い印象。その背景には、西野さんが脚本・監督となり完全分業制で制作した絵本「えんとつ町のプペル」(2016年販売)が映画化したことなどがあります。

 

 

また、西野さんはテレビ出演こそ減っているものの、「オンラインサロン」の経営で、テレビ出演時よりも収入を得ているようです。そんな西野さんのオンラインサロンの経営方法にも注目が集まっています。

 

オンラインサロンとは、ある分野で優れたスキルを持つ人物が中心となり、web上で展開される月額会費制のコミュニティのこと。

 

西野さんが主催するオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」は、月額980円の会員制で、会員数は約7万人。年商は8億円を超えるといいます。

 

サロンのメンバーは西野さんに心酔し、彼の携わる企画にお金を払ってでも一緒に取り組みたい、というケースも少なくないと囁かれています。

 

西野さんの「えんとつ町のプペル」は昨年12月25日の公開から10日間で、動員63万人、興行収入8.7億を記録し、アニメ映画としては『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』に次ぐ注目作品となっていますが、その背景にもオンラインサロン会員の努力が関わっているようです。

 

ある男性会員がネットで明かした内容によれば、男性はサロンメンバーが『えんとつ町のプペル』のシナリオ台本&前売りチケットを原価で仕入れ販売できる権利を利用し、台本とチケットを80セット(約24万円分)購入。

 

当初は80セットを売ろうと意気込んでいたものの結局売ることはできず、自分で80回映画を見ればいいと考えていたようですがそれも頓挫してしまったといいます。

 

彼のケースは極端ですが、会員が自らの意志でチケットを購入しているのか西野さんが頼んでいるのかは不透明。

 

「西野さんは支援者の心理に付け込み、オンラインサロンメンバーに大量のチケットを売りつけている」

 

という声も少なくありません。また、「リピーターが多い」と評価されている同映画も、サロン会員によるリピーターの可能性が高いとネットニュースなどでは書かれています。

 

西野さんのオンラインサロン内での商法には、「マルチ商法みたい」「現代版ねずみ講」「アムウェイを思い出す」といった感想を抱く人も少なくないようです。

 

このように独自の道を行く西野さんが吉本興業にマネジメントされ所属し続ける意味はないと考えるのもわからなくはありません。

 

昨年4月の段階ではキングコングとしての将来の夢は「もう一度2人で冠番組を持つこと」と語っていた2人ですが、西野さんが退社するとなるとその達成も難しくなりそうです。

 

今後の吉本興業との契約、そして芸人・絵本作家としてますますの活躍に注目したいですね。