豊島区がコロナで独自休業要請!?保障は?

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20/07/09 22:55

 

一旦終息したかにみえた新型コロナウイルスの感染拡大がここへきて復活しており、特に東京の繁華街を中心に新たな感染者が増大していますが、夜の街の主役だった新宿に代わり、池袋が第二の主役に躍り出た感もあります。

 

これを受け、池袋を所管する豊島区が独自に対象店舗への休業要請を行ったようです。

 

 

これについてみていきましょう。

 

 

自粛対象と補償は

 

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豊島区の池袋では、ここ最近に至ってホストクラブなどの関係者を中心に新型コロナウイルスの感染者が増加しています。

 

こうした状況を受け、豊島区の高野区長が小池百合子東京都知事と会談し、豊島区内にある全てのホストクラブを対象とし、従業員にPCR検査の実施を求めるとともに、クラスターの発生が確認された場合には豊島区として独自に各店舗休業を要請することを表明しました。

 

その際、区の要請に応じて対応を実施した店舗に対しては一定の協力金を支払うことで補償を行い、その財源の支援を東京都に要請しました。

 

小池都知事は、今回の会談を契機に、豊島区の取り組みを繁華街における夜の街のモデルとなる対策として支援し、その他の自治体や区市町村にも拡大させる考えを表明しました。

 

 

背景と影響は

 

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今回の措置の直接的な背景としては、池袋で今月1日に域内で営業するホストクラブの1店舗で少なくとも従業員と客の合計11人が感染していることを確認したことが大きなトリガーとなっています。

 

そして、先日の高野豊島区長と小池都知事の会談を受け、早速豊島区はこの9日から区内にあるホストクラブ8店舗の従業員合計約100人に対してPCR検査を実施し、クラスター発生の有無について詳細に確認することとしています。

 

 

まとめ

 

  • 新型コロナウイルスの感染再拡大に伴い、「夜の街」池袋を抱える豊島区が独自に休業要請を実施
  • 対象となるのは区域内のホストクラブ
  • 協力した店舗に対しては協力金を支払い補償

 

ここ数日、新型コロナウイルス感染者数が東京都内で連日100人を超える規模にまで再拡大している状況です。

 

その中でも際立っているのが、新宿や池袋といった繁華街における「夜の街」での若者を中心とする感染状況です。

 

更にその中核となるホストクラブやキャバクラでの感染拡大を受け、何らかの対策が急がれます。

 

今回の豊島区の対応を注視しつつ、他の地域でも有効な対策を講じていただくことを期待したいものです。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。