ステーブルコインの利用が増加、企業がステーブルコインの利用へ注目か

20/05/05 16:37

 

コインマーケットが導入している決済サービスを提供している米Gilded社のCOO、Neal Roche氏がPYMNTS.comのインタビューに応じた。「ここ数ヶ月、ステーブルコインの利用が急増している」と話している、とコインポストが5月4日に報じている。

 

インタビュー記事:https://www.pymnts.com/news/b2b-payments/2020/gilded-crypto-corporate-accounts-receivable-cross-border-digital-currency/

 

 

ステーブルコインとは、他の資産の後ろ盾を持った仮想通貨のことで、よくあるものは米ドルや日本円などの価格が比較的に安定している法定通貨の価格と、連動するようになっている。ステーブルコインは仮想通貨でありながら、安定した価格を維持しているので、決済系のサービスに利活用できるのではないかと近年、企業が注目している。しかしステーブルコインを活用するにはブロックチェーンの専門知識を必要とするなどこれまでハードルが高かった。

 

 

 

また市場がグローバル化が進むにつれて、企業間も国際的な取引が増え、それに対応するためのシステムが追いついていないことによる時間のかかる手続きや、為替レートと高額な手数料などが問題となっていた、という。そこでブロックチェーンを使っている仮想通貨がこの問題を解決すると思われたが、専門性が求められる技術者不足やボラティリティの大きさから、企業は仮想通貨の活用には乗り気ではなかった。

 

 

 

しかしステーブルコインが誕生すると、注目すべき存在になったと、コインポストの記事では述べられている。Roche氏はインタビューで「ステーブルコインはここ数ヶ月利用が拡大しており、企業がステーブルコインを利用する際のハードルが低くなっていることを示している」と述べているという。

 

 

 

仮想通貨が一般の投資家にも知られるようになってからも、ブロックチェーンなどの専門的な技術を理解しているエンジニアは世界的に見ても少なかった。しかしここ最近はブロックチェーンを扱えるエンジニアの育成が促進されたことも要因となり、企業の参入のハードルが低くなったとも言える。

 

 

 

Roche氏はステーブルコインを用いた決済サービスの普及に繋がるポイントとして、ステーブルコインや仮想通貨を使った決済方法に加えて、従来の支払い方法を選べるよう統合し、企業や顧客の支払い「選択」をいくつか用意することが重要だ、と述べているという。ステーブルコインが一般的になるまでにはまだ長い道のりを必要とすることを念頭に置いた方がよいと、Roche氏は指摘している。

 

 

 

 

 


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