Mステが今月いっぱい生放送中止!? 報ステの影響拡大?

20/04/19 01:43

 

テレビ朝日の人気音楽番組で、タモリの司会で知られる「Mステ」が何と今月いっぱい生放送を中止するようです。

 

先日明らかになった、こちらも同局の看板報道番組「報道ステーション」のメインキャスターがコロナに感染した影響であることは明白です。

 

これについてみていきましょう。

 

 

背景と状況は?

 

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今回の突然の報道ですが、これはつい先日、全国に大きな衝撃を与えたテレビ朝日の看板報道番組である報道ステーション(報ステ)のメインキャスターを務める富川悠太アナウンサー(43)の新型コロナウイルス感染を受けたものです。

 

次回(17日)の放送分は、「報ステ」の影響を考慮し、メイン司会のタレント・タモリ(74)と同局の並木万里菜アナ(24)の二人だけが生放送当日にスタジオ入りし、アーティストのリモート出演と、過去のVTRを放映することで番組を継続する予定でした。

 

ところが、11日に富川アナの新型コロナ陽性が判明すると、テレ朝全体での感染拡大防止が不十分だったのではないかとの批判も強く受けたことから、この状況を「Mステ」スタッフや関係者も深刻に捉え、今回の決定となりました。

 

せっかくの生放送スタイルを当面は放棄し、タモリ他出演者やスタッフの感染リスクを回避するために、同番組のスタジオには誰も入れず、VTRだけの放送とすることになりました。

 

なお、並木アナが別の場所から放送内容をガイドすることも検討されているようです。

 

同番組では、コロナウイルスが確認されて以後、今年の2月28日放送分からスタジオは無観客とし、司会の2人とアーティストが出演するスタイルを続けていました。

 

テレビ朝日としては、同局内で発生したコロナ感染という“コロナショック”により、今後もMステだけでなく、多くの番組に広く影響が拡大するものとみられています。

 

 

今後の対応と影響は?

 

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今回の衝撃的な「報ステ」コロナ騒動では、張本人である富川アナのみならず、フリーアナウンサーとして活躍している同局系列出身のの赤江珠緒(45)の夫である同番組のチーフディレクターがコロナ陽性の疑いと判明しているだけでなく(赤江アナが他のラジオ番組で明言しました)、他の幹部スタッフなどにも感染連鎖の恐れがあるようです。

 

彼らは現在PCR検査の結果を待っている状況のようですが、今後は報道番組の制作経験者などを中心に、他番組のスタッフが緊急でチームを編成し、同局の総力を挙げて看板番組「報ステ」「Mステ」の放送を維持すべく対応するとのことです。

 

「Mステ」は来週の放送分も今週と同様のスタイルで放送する予定ですが、来月に入ってからは、感染拡大の状況を逐次確認しながら、番組制作の方向性を検討する方針です。

 

なお、富川アナの感染発覚直後の放送となった13日は、世帯平均視聴率が17.3%と、関心の高さを裏付けていました。

 

 

 

 

まとめ

 

  • テレビ朝日の看板音楽番組「Mステ」が4月中は生放送を中止
  • 同局の看板報道番組「報ステ」のコロナ感染被害を受けた対応
  • 当面はVTRのみで対応し、今後はコロナ感染拡大の推移をみながら検討

 

テレビ朝日の看板番組「報ステ」の、しかもメインキャスターがコロナに感染するという衝撃のニュースからほどなくして、これも看板の音楽番組「Mステ」も4月いっぱい生放送中止という驚きの判断となりました。

 

確かに地上波テレビ局内での感染という、社会的にも大きなインパクトを与えた顛末として、やむを得ないと思う反面、番組のファンや関係者のためにも、早期のコロナ収束と番組の復活を願いたいものです。